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広報担当のカメラから(2)

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島根県江津市

■文化財を火災から守る
昭和24年1月26日に法隆寺の金堂で火災が起き、壁画などが焼損したことをきっかけに、昭和30年から1月26日を「文化財防火デー」とし、文化財を火災から守る運動を展開しています。
1月26日、県指定文化財の小川庭園(和木町)でも文化財を守るための放水訓練が行われました。消防団和木・嘉久志町分団員23人が、庭園から出火した想定で合同訓練を行いました。近くの川と消火栓からホースで消火用の水をとり、出火想定地点に放水し一連の流れを確認しました。市消防団佐々木一敬副団長は「地域の大切な財産を守るため、日々訓練に励みたい」と話しました。

■赤鬼と青鬼の登場!
2月3日、波子保育所では毎年恒例の豆まきが行われました。赤鬼と青鬼が登場すると、園内は驚きと興奮に包まれました。子どもたちの中には泣いてしまう子もいましたが、勇気を振り絞り元気な声で「鬼は外!」と叫びながら豆を投げつけました。園児の背中にはそれぞれの克服したいことを書かれた紙がかけられており、赤鬼と青鬼、自分の中に潜む「オニ」を退治しました。鬼たちが逃げる様子を見て、子どもたちは安心し達成感と共に笑顔を浮かべていました。

■基本協定書締結
2月5日、江津市は中森農産株式会社(東京都)と中山間地域農業の収益力向上に関する基本協定書の締結式が行われました。また、「地域活性化企業人制度」を利用し、同社の社員1人が本市に派遣され、江津市地域活性化企業人として勤務することとなりました。
地域活性化企業人制度とは、三大都市に所在する企業が、社員を地方自治体に一定期間派遣し、地方自治体が取り組む地域課題に対し、社員の専門的なノウハウや知見を活かし、地域活性化を図る取り組みです。
中森農産株式会社は、埼玉県を中心に水稲、麦および大豆などの穀物生産の拡大や有機農業にも取り組まれています。その知見を活かし、中山間地域を中心とした有機米の拡大、担い手や地域農業者との連携した地域計画の実践などを、本市と一緒に取り組みを進めています。

■アクアスワークショップ
2月10日、しまね海洋館アクアスで江津工業高校の生徒による幼児向けワークショップが開催されました。参加した渡津保育所の園児たち15人は、高校生と一緒にストラップを作成。色とりどりのセロファンを使い、楽しみながら工作しました。園児は「優しく教えてもらって嬉しかった。またやってみたい」と笑顔で話し、機械・ロボット科2年の大谷郁登さんは「子どもたちにものづくりの楽しさを伝えられてうれしかった。」と話しました。未来のクリエイター育成に一歩近づきました!

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