「認知症カフェ」をご存じですか? NO.2

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「認知症カフェ」は、認知症の方とその家族、地域の方など誰でも気軽に参加できる交流の場で、楽しみながら認知症への理解を深めることができる場です。「カフェ」という名のとおり、お茶を飲みながらおしゃべりをしたり、簡単なゲームや軽い運動などをしたり、皆が笑顔で穏やかに過ごせる場所です。また、日頃の心配ごとや介護のことを話したり、認知症について相談することもできます。
現在、市内には9カ所の「認知症(予防)カフェ」があります。今回は、その中から「おしゃべりカフェあんず」と「認知症予防カフェひぐらし苑」を紹介します。

■「おしゃべりカフェ　あんず」(美都町仙道)
※平成26年オープン

◆カフェを始めたきっかけ
「地域への認知症啓発活動から」
・地域の方が、認知症になっても自宅での生活が続けられるように。
・カフェ開催日には、健康情報や高齢者の方に役立つ情報を伝えています。

▽カフェにおじゃましました!(6月17日開催)
梅雨時期のこの日は、「グループホームあんず」の施設長さんが、豪雨災害に備えて防災について話をしました。参加者の皆さんは熱心に耳を傾けていて、避難場所のことなど分からないことがあると質問をしていました。お茶とお菓子が出されると、「あんこは粒あんがいい」など会話も弾み、始終和やかな雰囲気でした。
・避難場所を確認。日頃から近所の人と話し合っておきましょう!
・「わが家の防災メモ」の活用…薬・保険証などをすぐに取り出せるように用意しておくといいですよ。

▽基本情報
開催日：毎月第3土曜日
時間：10：00～11：30
場所：交流ハウス　あんず
参加費：1人100円(食事がある時は300円)

問い合わせ先：【電話】52-3401

■「認知症予防カフェ　ひぐらし苑」(波田町)
※平成28年オープン

◆カフェを始めたきっかけ
「認知症サポーター養成講座を開催したことから」
・認知症の方も認知症でない方も集える場
・認知症を理解し、将来の不安を軽くする場所

▽カフェにおじゃましました!(6月25日開催)
この日は、認知症予防カフェの立ち上げに関わった方が、認知症について話をしました。参加者は80代～90代の方で、デイサービスを利用している方や「デイサービスを勧められるがまだ行ったことがない」という方もおられました。畑で野菜を作っている方が多く、スーパーに野菜を出荷している方もおられるそうです。皆さんでお茶やお菓子を楽しみながら会話も弾みました。
・忘れていても迎えに来てもらえるからええね。
・一人じゃあ来とうても来られんけぇ…。

▽基本情報
開催日：年4回　春・夏・秋・冬
時間：9：30～11：30
場所：ひぐらし苑
参加費：1人200円

問い合わせ先：【電話】26-0044

※お近くの認知症(予防)カフェについて詳しく知りたい場合は、高齢者福祉課まで問い合わせください。

問い合わせ先：市高齢者福祉課　地域包括推進係
【電話】31-0245