令和4年12月3日に逝去された故田原正居氏(享年91歳)へ益田市名誉市民称号を贈呈する称号贈呈式が、9月15日(金)に益田市役所で行われました。
贈呈式には、田原氏のご親族が出席され、妻の泰子さんが山本市長から名誉市民章と称号記を受取りました。
田原氏は、昭和35年8月から益田市議会議員として、益田市議会副議長をはじめ各委員長等を歴任され、特に、益田市のスポーツをはじめとする文教厚生面の充実に熱心に取組み、益田運動公園の整備など益田市の教育文化・スポーツの振興に尽力されました。また、行政と住民が一体となった空港建設促進運動を強力に推し進め、平成5年7月には「萩・石見空港」の開港が実現しました。
このほかにも、国道9号、国道191号の整備促進、昭和58年7月に県西部を襲った未曽有の豪雨による災害復旧の早期実現など、地域の発展と市民の安全・安心を守るための施設整備に対して多大な貢献をされました。
平成3年4月からは島根県議会議員として、山陰自動車道の早期全線開通の実現に向けて力を注がれました。
さらに、地方分権の進展や行政課題の多様化・広域化、厳しい財政状況のもと、島根県とともに市町村合併を支援し、足腰の強い市町村を目指した新しいまちづくりへの取組が進展するなど、多大な功績を残されました。
益田市名誉市民は、このたびで16名となりました。詳しくは、市ホームページをご覧ください。
◆故 田原正居氏
(元島根県議会議長)
昭和35年(1960年)から46年余り県、市の議会議員として地方自治の振興発展に貢献
問い合わせ先:市秘書課
【電話】31-0111
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