益田市の大半を占める中山間地域は、地域住民の生活の場としてだけでなく、自然環境の保全、食料の供給など公益的な機能を担っており、中山間地域の資源が産み出す恩恵は市民共有の財産です。しかし、人口減少や高齢化が進行し、集落の機能低下や経済活動の停滞など中山間地域を取り巻く状況は大きく変化しています。
令和4年6月には議員提案により「益田市中山間地域振興基本条例」が制定され、この条例に基づいて中山間地域の活性化に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための「(仮称)益田市中山間地域振興基本計画」の策定を進めています。
8月31日(木)に「第1回益田市将来ビジョン会議」を開催しました。この会議は、地域自治組織やNPO法人の関係者、地域おこし協力隊員など地域づくりを主体的に担うメンバーで構成され、自由に意見を交わしながら中山間地域の将来像や在り方を描いていきます。
また、9月8日(金)には、今後の施策の参考とするため、生活交通や生活支援の環境整備などに取組んでいる大田市久利地区と馬路地区を益田市将来ビジョン会議のメンバーと共に視察しました。
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