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自治体の皆さまへ

市長室からこんにちは vol.104

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島根県益田市

益田市長 山本浩章

年の瀬が近づいてきました。ただでさえ慌ただしい上、人の往来や交通量も増え、さらには飲酒の機会も多いことから、交通事故防止に向けた運動が特に重要になります。益田市内では毎年この時期に「歳末特別警戒出動式」を実施し、「飲酒運転追放決起大会」を開催しています。今年は、それぞれ12月1日と2日に行う予定です。 
現代社会において、便利かつ快適な移動運搬手段である自動車は日常生活上の必需品であり、その傾向は地方において顕著です。しかしその一方で、ほんの一瞬の気の緩みから起きる交通事故は、被害者と加害者、さらにその家族を含む周囲の人々の人生を一変させることから、重大な脅威といえます。まさに、交通安全はすべての人の願いです。 
近年の交通安全対策の主眼の一つは、高齢者と子どもたちを守ることです。高齢化とともに、高齢者が被害者となる事故、反対に高齢者が加害者となる事故がいずれも増加しています。また、少子化の中、未来の担い手である子どもたちの安全確保は何よりも優先されるべき課題です。 
また、飲酒運転は、事故の危険性を高める極めて悪質で反社会的な行為であり、根絶すべき対象です。振り返れば、市内豊川地区の故三原董充(ただみつ)さんが犠牲となる交通事故が起きたのは、6年前の1月でした。三原さん自身、かつて幼いお嬢様を交通事故で亡くされ、その悲しみを繰り返してはならないと、地域の子どもが安全に登下校できるよう、来る日も来る日も見守り活動をされていました。その朝も通学路の交差点に立っていた三原さんの命を奪ったのは、飲酒運転の車でした。 
交通安全の取り組みは警察や自治体だけでなく、多くの住民ボランティアによって支えられています。各地区の交通指導員、青色防犯パトロール隊、子ども見守り隊といった善意の活動には本当に頭が下がります。 
コロナへの過剰な恐れは払拭するとしても、交通事故への警戒まで緩めてはなりません。関係機関と緊密に連携し、あらためて交通安全意識の高揚に努めます。

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