えっとまめな介護だよりVol.27

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市では、介護人材を確保するために離職防止と多様な人材の確保に重点を置いた取組を推進しています。
今回は、6月に開設した「訪問看護ステーション花hana」さんにインタビューしました!

インタビューは、管理者の大庭さんが答えてくださいました♪

■「訪問看護」とはどのようなサービスですか?
ケアを必要とされている方のお宅に看護師が訪問し、体温・脈拍・血圧などの測定、食事・排せつ・入浴などの介助、清拭、リハビリなどを行います。また、体のケアだけでなく、利用者の方やその家族の方の不安に寄り添うなどの心のケアも行います。
さらに、花hanaには助産師の免許を持つ職員もおり、赤ちゃんから高齢者の方まで、幅広く対応できます。

■なぜ訪問看護事業所を立ち上げようと思ったのですか?
以前、私は病院の看護師として勤務していました。入院している方と関わる中で、「自宅が恋しく、帰りたい」という声が多くありました。また、コロナ禍で患者さんと家族が思うように会えず、お互いに辛い思いをされているところを見てきました。もし在宅のまま支援ができれば、自宅への恋しさや家族と会えない気持ちを解消し、患者さんに安らいでいただけると思い、立ち上げました。

■一日の流れについて教えてください
利用者の方の居宅を訪問し、支援を行います。初めて花hanaを利用される方については、利用者の方とその家族、花hanaの職員で顔合わせをします。また、今はオープンしたばかりのため、市内の病院や居宅介護支援事業所などを訪問し、挨拶をしたり、訪問する体制を整えるための準備をしたりしています。

■新人の頃の忘れられないエピソードを教えてください
注射を打つのにとても緊張していたのですが、患者さんから「心配しなくても大丈夫よ」と声をかけていただきました。その時に、自分ではなく相手に意識を向け、相手に寄り添っていかなければと気づかせてもらったことを、今でも覚えています。

■これから医療・介護従事者を目指す方へメッセージをお願いします
世の中には素晴らしい仕事がたくさんあります。その中でも医療や介護の仕事は、直接人と出会い、関わり、その人の人生に寄り添い、その人の大切にしていることを一緒に分かち合える素敵な仕事だと思います。仲間が増えると嬉しいです。

■～ほっと一息～
◇趣味は何ですか?
休日は、家族や友人と遊びに出かけたり、おいしいものを食べたり、飼っている犬とゴロゴロしたりしています。旅行やライブも楽しんでいます。花や緑、海や川など自然に触れたり眺めたりするのも好きです。事務所から見える夕日もとてもきれいです。

インタビューにご協力いただいた大庭さん、ありがとうございました♪

問い合わせ先：市高齢者福祉課
【電話】31-0218
【FAX】24-0181