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益田の日本遺産かわら版 第8号

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島根県益田市

■益田「中世の食」再現プロジェクト
中世益田の日本遺産を活かした取組を紹介する「益田の日本遺産かわら版」。今回は、益田「中世の食」再現プロジェクトの岩井賢朗さんにお話を伺いました。

◇益田「中世の食」再現プロジェクトについて教えてください
益田藤兼が毛利元就をもてなした祝宴に関する古文書「益田家文書」の中の「祝い膳」の記述をもとに、料理の再現や商品化、イベント開催などをしています。令和4年度には、国土交通省中国運輸局が観光振興等に貢献した団体等を表彰する「中国地方観光振興アワード」を受賞しました。

◇どんな取組をされていますか?
再現した「中世の食」を市内の寺院などで提供したり、中世の酒や調味料を再現した商品の開発をしたりしました。また、市内の学校での出前授業や体験活動にも取組んでいます。歴史的な食の再現などに取組む「歴食JAPAN」の構成団体にもなっていて、全国レベルの歴史イベントで益田と「中世の食」について情報発信をしています。
最近では、益田氏が毛利元就をもてなした御膳を再現・アレンジした「サムライ弁当」を作成しました。

◇今後の取組について教えてください
中世益田のストーリーが日本遺産に認定されたことや、そのストーリーに関連のある「中世の食」のことをたくさんの人に知ってほしいし、益田に誇りを持ってほしいです。
今年度は、県立広島大学健康科学科と連携して「祝い膳」のレプリカを作成する予定です。できれば、「中世の食」に興味を持つ市内の学生たちにも関わってもらって、広がりが生まれたら良いなと思っています。レプリカが完成したら、いろいろな場面で展示するなどして、たくさんの人に「中世の食」を知ってもらいたいです。

「サムライ弁当」
※5食から注文可

問合せ:MASCOS BAR and DINING
【電話】25-7709

問い合わせ先:益田の歴史文化を活かした観光拠点づくり実行委員会
文責…市日本遺産推進室
【電話】31-0081

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