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自治体の皆さまへ

初春のお慶びを申し上げます(2)

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島根県益田市

■謹賀新年
益田市議会議長 福原 宗男
市民の皆様におかれましては、希望に満ちた令和6年の新春をお健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
また、日頃より市議会の活動並びに市政各般にわたり、深いご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
昨年は、益田市議会議員選挙が行われました。投票率は令和元年の65・06%を下回る58・86%であり、これまで議会報告会や主権者教育支援などに取り組んでまいりましたが、市民の皆様方の身近な議会となるためのさらなる取組を進めていく必要性があると感じました。また、議員定数が22名から20名となり、新たな体制での議会が始まりました。これまで以上に議員一人ひとりが力を発揮する必要があると感じており、議員全員の共通意識として取組を進めてまいります。
また、新型コロナウイルス感染症については、感染症法上の位置づけが5類となり、さまざまな活動がコロナ前に戻りつつあります。しかし一方で、世界では、ロシアによるウクライナへの侵攻や、イスラエルとパレスチナの対立により、生まれたばかりの乳児を含む多くの人の命が奪われているというニュースが連日放送され、平和の大切さを今一度考える必要性があると強く感じました。
また、経済に目を向けると、原油価格や物価の高騰などが影響し、コロナ禍で落ち込んだ経済はいまだ回復していない状況です。こうした影響を少しでも緩和するために本市といたしましても、議会と執行部が一体となって、さまざまな取組を進めてまいりました。本年も引き続き、市民生活や経済活動が回復するよう取組を一層進め、市民の皆様が平和で安心して暮らせるまちづくりを目指してまいります。
本年は、萩・石見空港東京線2往復運航が、令和7年3月以降も継続されるかどうかが方向づけられる重要な年となります。萩・石見空港は本市にとって欠くことのできない交通インフラであり、市議会といたしましても、引き続き、萩・石見空港対策特別委員会を設置し、企業誘致をはじめとする空港を活かしたまちづくりなどに向けた調査研究を進めてまいります。
また、地球温暖化に対する取組やデジタル技術を活用した市民サービス向上への取組、益田市版SDGsの目標達成を目指し「誰一人取り残さない」まちづくりへの取組など執行部と一体となって、市民の皆様がこのまちに住んで良かったと思えるまちづくりを目指してまいります。
今後とも、市民の皆様にご指導・ご協力をお願い申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。

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