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山本市長が所信表明

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島根県益田市

令和6年9月2日に開催された第566回益田市議会定例会において、山本市長が所信表明を行いました。今後4年間の取組方針などを示したその内容(要旨)を紹介します。

★所信表明の全文はこちら
市ホームページ「第566回益田市議会定例会 市長所信表明」

◆はじめに
※一部抜粋

平成24年8月の市長就任以来、「市民の幸福の実現」を最大の目的とし、「対話と協調」を重視する姿勢を堅持しながら、本市の発展のため尽力してまいりました。先般の市長選挙において、市民の皆様から3期12年の施政に対する一定の評価と信任をいただいたものと受け止める一方、改めて職責の重さに身の引き締まる思いです。
その反面、無投票となったことで、選挙を通じて私の考えをお伝えする場や市民の皆様のお声を伺う機会が結果的に少なかったことは事実です。
近年、情報伝達手段として、新聞、テレビなどの旧来のメディアに加え、インスタグラムやYouTubeなど、インターネットを活用した新しいプラットフォームが普及しています。これらは、視覚や聴覚に直接訴えかけるだけでなく、速報性や双方向性に優れ、世論形成にも大きな影響力を持つようになったとされています。
また、施策の周知だけでなく、本市の魅力を広く発信することによる移住・定住の促進や、災害時における通信手段の確保のためにも、広報の内容と手段の多様化は必要と考えられます。
以上のことから、広報広聴についてはこれまで以上に工夫を凝らすことが求められており、また、そのことは、以下に述べる各施策の効果を最大化することにも資すると考えております。

▼災害への備え
被害を軽減するための対策や避難所の体制強化、備蓄の充実や市民意識の啓発など、ハード・ソフトの両面から防災に努めます。

▼地球温暖化対策
市内経済界とも連携し、電気自動車のための充電インフラの拡充を推進します。
令和6年5月から実施しているクールビズ・ウォームビズの通年化についても、更なる促進と普及に努めます。

▼産業振興
地域の持続的発展には、活気のある産業が不可欠です。事業者に対する支援を継続するとともに、新規担い手の確保と支援、起業サポート、企業誘致にも取り組みます。

▼観光振興
益田版DMOのビジョンである「豊かな自然のもとで、人と人とのつながりがある益田」の実現に向け、官民の一層の連携、地域の魅力向上に資する観光資源の磨き上げ、受け入れ環境の整備などを進めるとともに、益田版DMOの自主独立した運営に向けて支援します。
中世益田の歴史文化の魅力を市内外に発信し、「日本遺産を通じた地域活性化計画」の目標達成につなげます。

▼高速交通網の整備と維持・確保
山陰道の早期整備により、生活の利便性向上や産業基盤の強化につなげるため、引き続き要望等に注力します。
観光振興や都市交流はもとより、利用拡大につながる方策を検討・実施し、引き続き萩・石見空港の路線の確保・充実を図ります。

▼中山間地域振興
「(仮称)益田市中山間地域振興基本計画」の策定を進めるとともに、この計画に基づく施策等により、持続可能な地域づくりを志向します。
「ひとづくり」の取組を更に促進するとともに、より積極的な官民連携や都市自治体、県外の大学等との連携により、外部人材の募集・活用にも注力します。

▼益田市型中高一貫教育の仕組みづくり
これまでのライフキャリア教育に加え、全ての子どもたちの卒業後の選択肢の充実を図る「益田市型中高一貫教育」についても、精力を注ぎます。
「ライフキャリア教育」や「益田市型中高一貫教育」など、本市独自の教育施策を確立することで、将来の益田市を担う人材の育成・確保を図るとともに、子育て世代等に選ばれるまちを目指します。

▼自治体DXと行財政改革
引き続き自治体DXに関する取組や職員の意識改革を進め、限られた人的資源の有効活用と行政サービスの更なる向上につなげます。
事業の優先順位を意識しながら各施策を効率的かつ集中的に実施していくことで、一層の財政の健全化にも努めます。

◆おわりに
※一部抜粋

今任期の4年間においては、これまでの土台の上に更に成果を築き、本市の限りない発展への道筋をより確実なものとすることで、市民の皆様の信頼と期待に応えるべく努めてまいる考えです。

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