■世界初の化学療法剤「サルバルサン606号」開発者
秦 佐八郎(はた さはちろう)博士 ~生誕150年に寄せて~ VOL.5(最終回)
益田市が誇る偉人、秦佐八郎博士の生誕150年に寄せて、その偉大な功績を7月号から隔月で紹介してきました。
最終回となる今回は、秦佐八郎博士顕彰委員会の活動について紹介します。
秦佐八郎顕彰委員会では、郷土の誇りである秦佐八郎博士の功績を広く顕彰するため、市が行う顕彰事業の取組に対する提言や助言をはじめ、毎年、学校や公民館で委員が講師となって秦博士の偉業を伝える「出前講座」を実施しています。
昨年夏には、秦佐八郎博士生誕150周年を記念して、小学生を対象とした「夏休みバスツアー」を開催しました。当日は18名の児童が参加し、秦博士ゆかりの地や秦記念館を訪れ、展示物を見学したり、委員の説明を聞いたりして、益田の偉人である秦博士のことを学びました。
今後も、秦佐八郎博士顕彰委員会では、秦博士の偉業を多くの人に伝えるとともに、ふるさと益田への関心を深め、郷土愛を育むための活動を続けていきます。
◆「秦記念館」へ行ってみよう!
博士が愛用した顕微鏡やサルバルサン606号のアンプルなど約200点の遺品等を展示しています。
▽秦記念館(美都町都茂807番地)
【電話】52-2415
開館時間:10:00~16:00
休館日:毎週火・水曜日、祝日の翌日、年末年始
入館料:小学生50円、中高生100円、一般200円
※15名以上団体割引あり
問い合わせ先:市協働のひとづくり推進課
【電話】31-0621
<この記事についてアンケートにご協力ください。>