文化庁では、地域で受け継がれ愛されている食文化を掘り起こし、100年続く食文化として次の世代に継承するとともに、国内外へ発信することを目的に「100年フード」を認定しています。
このたび、清流・高津川の特産品の鮎を使った「高津川の鮎料理~鮎だし雑煮、塩焼き、せごし、鮎飯、うるか、うるか茄子~」が100年フードに認定され、3月28日(木)に、文化庁に申請を行なった『益田「中世の食」再現プロジェクト』から益田市への認定報告会が開催されました。
高津川流域では、古くから鮎を使った料理が親しまれており、「塩焼き」「せごし」「鮎飯」「うるか」「うるか茄子」「鮎だし雑煮」など、さまざまな方法で食べられてきました。中でも、鮎でだしをとる「鮎だし雑煮」は、流域内でも限られた地域で食べられており、家庭ごとの味があります。
認定を受けた『益田「中世の食」再現プロジェクト』では、「高津川の鮎料理」を後世に引き継いでいくため、今後は流域の津和野町・吉賀町、栄養士会や食生活改善推進協議会と連携して、学校などで「高津川の鮎料理」の魅力を伝える活動やイベント等でのPR活動などに取組むこととしています。
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