■Profile
昭和44年5月13日 滋賀県生まれ。
東京大学法学部卒業、結婚を機に益田市にIターン。株式会社ひょうま前社長、益田青年会議所元理事長。平成23年に益田市議会議員に初当選。平成24年から益田市長。趣味は読書・音楽鑑賞・サイクリング。
■山本市長が無投票で再選
任期満了に伴う益田市長選挙は7月14日に告示され、立候補届け出締め切りまでに現職の山本浩章氏以外に立候補の届け出がなかったため、無投票となり、山本氏の再選が決定しました。
先般の市長選挙を経て、市政4期目を迎えました。これまでの3期12年間は、元来の初志であった「市政の安定」のための年月でもありました。これからの4年間はその土台の上に確たる成果を築き上げる日々にしていきたいと考えております。
一方で、結果的に無投票であったため、私の考えを広くお伝えする場や市民の皆様のご意見をお聴きする機会が十分ではありませんでした。かねてから重視している「対話と協調」の趣旨からも、広報広聴にいっそう努める考えです。
本市にはさまざまな課題があります。地球温暖化対策、地震や豪雨災害への備え、人口減少・少子高齢化対策、産業・地域づくり・地域交通の担い手確保、高速道路や空港による高速交通網の整備と維持確保、未来を支える人材育成と教育、将来への備えとしての更なる財政健全化などです。
なかでも、地域資源を活かして観光で稼ぐ力を確立するための地域DMOの設立と自走、そして教育の力で選ばれるまちを目指す益田市型中高一貫教育の仕組みづくりについては、今後一定の道筋をつけていきたいと考えています。
引き続き、市民の幸福の実現を最大の目的として、益田市の限りない発展に向け、日々新たに挑戦を続ける覚悟です。皆様のいっそうのご理解とご協力をお願い申し上げます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>