益田市では、介護人材確保に向けて介護職場の認知度向上に取組んでいます。
今回は、令和6年4月に介護サービス事業所に就職した方にインタビューしました!
■木村 蕾(きむら らい)さん
(特別養護老人ホーム雪舟園)
▽就職の動機を教えてください
中学生の時に授業で介護職員が減っているということを聞き、少しでも手助けになればと思い、明誠高校の福祉科に進学しました。
就職活動で施設を見学した際に、施設の雰囲気が良く、職員の方も入居者の方に笑顔で対応している姿を見て、ここに就職したいと思いました。全てのユニットを回って挨拶した時に、皆さん快く丁寧に対応してくださったのが一番大きかったです。
▽現在の業務内容を教えてください
主に食事介助、入浴介助、排泄介助、服薬介助などを行なっています。そのほかにも、洗濯物を干す、乾いた洗濯物をたたんで居室に持って行く、食事の盛り付け、配膳・下膳などの作業や、入居者の方とコミュニケーションを取ることも大切な仕事です。
▽仕事をしていておもしろいと感じたことは?
入居者の方といろいろ話せるようになっていくことが楽しいです。また、できることが増え、いろいろな勤務体系(早番・遅番等)で働くことができるようになって、他の職員さんに「もう任せられるね」と言ってもらえた時は嬉しかったです。
▽仕事をするうえで心がけていることは何ですか?
入居者の方が自分でできることまで私がしてしまわないことです。自分で食事を食べられる方には、できるだけ自分で食べられるよう声をかけたり、見守ったりするように心がけています。
先日も、入れ歯を手渡しても理解してもらえない入居者の方の対応に困っていた時、前にユニットリーダーから「(入れ歯の)入れ物を見ていただくといいよ」とアドバイスされたことを思い出して、入れ歯を容器から取り出すところから見ていただいたところ、理解してもらえたということがありました。
▽やりがいを感じる時は?
入居者の方の介助をしている時や話をしている時に、ほほ笑んでくれたり笑ってくれたりすると、この仕事をしていて良かったと思います。
▽母校の後輩に伝えたいことはありますか?
介護技術が苦手と思っていても、一から教えてもらえるので不安にならなくても大丈夫です。もし、できないことがあっても、その都度丁寧に教えてもらえるので上達できます。入居者の方とコミュニケーションを取るのが苦手な人もいるかもしれませんが、私は実際に働いてみて、自然とコミュニケーション能力も上がったように思います。
木村さん、お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました!
問い合わせ先:市高齢者福祉課
【電話】31-0218【FAX】24-0181
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