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紡がれる絆 未来へ続く友好―友好都市・寧波市を訪問―

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島根県益田市

第17次益田市友好代表団の7名が、益田市の友好都市である中華人民共和国 浙江省 寧波市を訪問し、両市の友好を深めました!

◆寧波市ってどんなまち?
[寧波市(ねいは市・ニンポー市)]
天然の良港を持つ寧波市は、古くは明州(めいしゅう)や慶元(けいげん)と呼ばれ、日中交流史にたびたび登場します。大海原を渡った遣唐使が上陸し、鑑真や阿倍仲麻呂が日本を目指して船出しました。元寇の際には大軍が出港し、また勘合貿易の拠点ともなり、ときには倭寇が侵入した港でもありました。
中国大陸部の沿岸線の中部に位置し、世界屈指の港湾都市として栄えています。
・総面積 9,816平方キロメートル
・日本との時差 マイナス1時間
・戸籍登録人口 622.2万人(常駐人口969.7万人)
※2023年末時点

令和6年12月18日(水)から20日(金)までの3日間の日程で、山本市長を団長とする第17次益田市友好代表団7名が、益田市の友好都市である中国寧波市を訪問しました。市長を団長とする友好代表団の派遣は、平成20年以来16年ぶりとなり、山本市長は初めての寧波市訪問となりました。
湯飛帆(タン・フェイファン)寧波市長を表敬訪問した代表団は、湯市長をはじめ、幹部の皆さまから温かい歓迎を受けました。懇談では、湯市長から山本市長へ、今年4月に開幕する大阪・関西万博での寧波市展のオープニングセレモニーへ招待することが伝えられました。山本市長は、寧波市の皆さまの温かい歓迎に感謝の意を表すとともに、令和8年4月に「雪舟の郷記念館」がリニューアルオープンを予定していること、また同年10月に両市は友好交流議定書締結35周年を迎えることから、ぜひ益田市にお越しいただき、35年にわたる両市の友好と記念館のリニューアルオープンを共に祝うことを提案しました。
代表団は滞在中、両市の交流の由来となった画聖・雪舟が僧堂の首座に就いた「天童寺」で方ほうじょう丈(住職)に面会したほか、昨年開館した「寧波少年児童図書館」や寧波市の歴史や未来への展望等が展示されている「寧波市城市展覧館」を訪問、さらに、電子機器メーカーを視察しました。「寧波少年児童図書館」には、昨年の寧波市図書館主催絵画コンテストの入賞作品が展示されており、益田市の中学生の入賞作品も展示されていました。
また、令和5年に開催された「第16回萩・石見空港マラソン全国大会」に出場した寧波市アウトドアスポーツ協会の皆さんと再会し、旧交を温めました。

◆第17次益田市友好代表団 7名
益田市長 山本浩章
益田市議会 議長 福原宗男
益田商工会議所 会頭 松永和平
益田市雪舟顕彰会 会長 島田憲郷
日本画家 川﨑麻央
ほか市観光交流課職員2名

◆交流の由来
益田を終焉の地とする画聖「雪舟」が、室町時代中期に明国を訪問した際に、寧波の「天童寺」で僧堂の首座に就いたことに由来しています。
益田市から昭和63(1988)年に初めて友好使節団を派遣し交流について協議を行い、平成3(1991)年10月20日に友好交流議定書を締結しました。
以来、文化、スポーツ、農業、経済等のさまざまな分野で交流を続けています。

図書館には益田市の中学生の絵画展入賞作品が展示されていました。

寧波市から贈られた記念品や代表団の寧波市での様子を撮影した写真パネルを市役所本庁舎多目的スペースに展示し、市民の皆さんにご覧いただきました!
展示期間:2月5日(水)~13日(木)

問い合わせ先:市観光交流課
【電話】31-0331

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