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議会だより(1)

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埼玉県朝霞市

編集:議会だより編集委員会

■令和5年第4回朝霞市議会定例会
監査委員選任に関する同意を求めることについてを審議

朝霞市議会議員一般選挙後の初議会は、昨年の12月18日(月)から27日(水)までの10日間の会期で開かれました。
定例会初日の18日に、正副議長の選挙、常任・議会運営の各委員会の委員の選任等を行い、今後の議会構成が決まりました。
この定例会では、市長から1議案が提出され、審議した結果、同意しました。また、議員提出議案が1件提出され、原案のとおり可決しました。
なお、議会構成と議案の要旨および審議結果については、広報あさか2月号の「議会だより」または市ホームページをご覧ください。

■一般質問
一般質問とは、生活に関わる市政全般のことについて、市に対して行う質問です。

◆総務関係
▽自治会防犯灯や商店街街路灯補助金について
小池貴訓議員:自治会防犯灯や商店街の街路灯に市は電気料金の5分の4を補助し、残額を各自治会や商店街が負担しています。しかし、自治会加入者は年々減少し、商店街も同様の状況ですが、自治会・町内会に加入していない人も防犯灯によって明るく照らされた道を安全に歩くことができます。これでは自治会費を支払っている人は強い不公平感を感じることになります。公道に設置されている防犯灯や街路灯の電気料金は全額公費負担にするべきだと思いますが、市の考えをお尋ねします。
危機管理監:防犯灯は、自治会・町内会の会費で設置した大切な財産であると認識しており、市では設置やLED化および維持管理について補助を行うことにより、自治会・町内会の防犯事業を支援しています。こうした制度は、地域における犯罪を起こさせにくい環境づくりを目的としており、地域の力を発揮し、地域でのつながりを強めた防犯対策になることから、引き続き一定のご負担をお願いしたいと考えています。
その他の質問項目:大型台風に備えた朝霞市の防災体制/黒目川堤防の嵩(かさ)上げの必要性/浜崎ドッグランの利用登録者の推移と各種要望

▽公共施設の老朽化への今後の取組について
兼本尚昌議員:築50年超の市役所、市民会館、保健センター、武道館、中央公民館などの修繕計画ですが、個別に部分改修を重ねているだけです。中野サンプラザも築50年で取り壊されています。「次の50年」を見据え、これらの再配置、統廃合も含めた計画づくりが必須かと考えています。基地跡地の有効利用も含めてこれらの老朽化公共施設の再配置、統廃合も含めたビック・ビジョン作成にご関心がおありなのか、市長のご意見を伺います。
市長:今後を見据えたビジョンに基づいて、統廃合や再配置という考えも将来的には必要だと考えています。一方で、市内には地域コミュニティのための施設、社会教育施設、スポーツ施設等、地域に根差した施設が数多く点在しており、築年数の経過だけで早急に統廃合を進めるのではなく、地域住民の皆さんの声を聞きながら、方向性を決めていくことが重要だと考えています。
現在、総合管理計画等を策定して、計画的に公共施設の改修に取り組んでおり、令和3年度には公共施設マネジメント基金を新たに設置して、改修に必要な資金の積み立てを行っています。まずはこれらの計画を着実に進め、公共施設を安全かつ良質な状態で維持運営していきたいと考えています。
その他の質問項目:小中学校給食費無償化実施に向けて/朝霞駐屯地自衛隊体育学校のオリンピック出場選手のシンボルロードでの凱旋パレード実施を提案

▽物価高騰対策の具体策について
利根川仁志議員:物価高騰対策のメニューの考え方になりますが、学校給食費は、保護者負担の軽減、子育て支援につながり、省エネエアコン購入補助は、経済対策、買い替え支援になります。水道料金の軽減は6月議会でも取り上げましたが、基本料金半額は、市民の皆さんに好評でした。複数のメニューを実施するのであれば、一つは、水道料金の減免のようにすべての市民の皆さんが恩恵を受けられる制度を推進していただきたいと思いますが、朝霞市の考えを伺います。
市長公室長:現在、国の重点支援地方交付金の推奨事業メニューを活用して、どのような事業を実施するか検討しているところです。
事業の選定は、これまでの実施状況、効果、または市全体の支援事業のバランスなどに配慮し、国や県の動向なども踏まえながら、効果的と考えられる支援を行っていきたいと考えています。その際には、広く市民の皆さんを対象にした事業も含めて検討したいと思います。
その他の質問項目:教育委員会の対応/リサイクルプラザの活性化/第五小前の歩道橋の劣化対応/防災減災対策/朝霞台駅の改善/リサイクルボックスの設置

▽東洋大学の今後と市の課題について
田辺淳議員:東洋大学が、8階建ての新校舎とともに、令和6年4月から再開するそうですが、その概要を伺います。特に、キャンパス周辺の環境は、資材や土砂のたい積など鋼矢板で囲われたところも多く、駅からの通学コースも不安だらけです。過去に学部が移転さてつれてしまった轍(てつ)を踏まぬためにも、バスケ、フットサル、テニスコートなどスポーツ系の施設を配置していくことで、東洋大学の学生たちが楽しく、安心して通える環境を朝霞市としても整えていくべきではありませんか。
市長公室長:東洋大学朝霞キャンパスは、群馬県の板倉キャンパス、川越キャンパスから学部・学科が移転、再編され、2学部6学科として令和6年4月に開設する予定です。東洋大学周辺の地域を活用したスポーツ施設の配置は、現在のところ予定はありません。
市民環境部長:朝霞市では「朝霞市土砂等の堆積の規制に関する条例」があり、定期的にパトロールはしていますので、今後も引き続きそういった事業所があれば指導していきたいと考えています。
その他の質問項目:マイナンバー/市民参画/歩行者優先/小中学校の今後/多文化共生/黒目川(二中側)・新河岸川(五中側)に新規の人道橋の建設を

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