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[特集]出身者インタビュー企画 西ノ島で育ちました

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島根県西ノ島町

昨年度、全5回でお届けした出身者インタビュー。好評だったため、今年度から定期的にお届けします。

・浦郷地区出身
高宮 慶治(たかみや けいじ)さん
1976年3月生まれ。大阪・北新地で「旬菜・すし処 慶鮓(けいずし)」を営む。

◆Q and A
Q.進学先や就職先を選ぶ際に大切だと思うことは何ですか。
A.自分の目標に合った道に進むことです。
Q.高校時代、寮生活が寂しいと感じることはありませんでしたか。
A.寂しいと思った事はないです。色んな土地から来た友達もいましたので。
Q.料理をする上で一番重要なことは何ですか。
A.変わらない味を出すことと、その時々の素材に合った味付けにすること、そのどちらもです。

◆子どもの頃の夢「料理人になりたい」…今、大阪で寿司店を経営しています
◇西ノ島での思い出
西ノ島には中学生までいました。島での思い出は浦郷地区のお祭りやシャーラ船、神の相撲、十方拝礼(しゅうはいら)などの独自の行事などですかね。島の好きなところは島の人たちの人柄や、「みんな仲間」という意識があるところです。場所では摩天崖が好きですね、小さい頃から遠足などでも訪れていましたし。

◇高校を卒業後、寿司職人の道へ
高校は隠岐の島町の隠岐水産高校に進学し、寮生活をしていました。卒業後は料理人になりたいという思いがあり、フレンチと迷った時もあったのですが、色々と考えた末に寿司店を展開する会社に入り、大阪の店舗で働くようになりました。
そして10年前の37歳の時に独立し、大阪北新地で自分の店を開きました。この場所を選んだのは、大阪の店舗で長く働く中で店長にもなり、お客様もついてくれるようになっていたからです。
仕事の日は市場で仕入れなどをして、昼過ぎまでにはしゃりなどの仕込みを終わらせます。開店の18時までに準備を終え、22時まで営業をしています。
お店の休みは日曜日と祭日で、よくゴルフや散歩をして過ごすことが多いですね。
コロナ禍で中々帰れていなかったのですが、今年のGWには久しぶりに西ノ島に帰省しました。摩天崖に行ったり、小学校時代の同級生や先輩とBBQをしました。

◇仕事への思い
子どもの頃から「料理人になりたい」と思っていて、会社に入る前から「料理人になるからには自分の店を持ちたい」と考えていました。これからの目標は、今のお店を20年、30年…と継続させることです。
「お客様が第一」という考えを大切にしていますので、お客様からの反応がやりがいになっています。「お出汁はどうやっているのか、味付けや工程を教えてほしい」などの声を頂くと嬉しいです。「好きなことをやっている」と思うので、仕事が大変だとは思わないようにしています。

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