大人の島体験活動報告

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令和5年4月から島体験事業(3ヶ月の滞在型インターンシップ制度)で活動した3名が6月末で活動終了となりました。3ヶ月で行った活動や西ノ島での生活で感じたこと等を報告します。

◆與座範仁(よざのりひと)
・お金で得られない幸せ
島体験に参加する事が出来て良かったです。ありがとうございました。都市から離れ、自然の多い村形のコミュニティで生活をしてみたく、島体験に参加しました。西ノ島での生活を通じて、都市(東京)と地方(西ノ島)の比較をする事が出来ました。特に強く感じたのは西ノ島は東京に比べ「お金で得られない幸せ」をたくさん得られると言う事です。例えば、魚を食べることについてです。都市では良い魚を買ったり、高級なレストランで食べられる幸せがあります。西ノ島には、高級なお店はありませんが、自身で魚を釣って調理して食べられる幸せや、友人やご近所さんから頂いた魚を食べられる幸せがあります。これが「お金で得られない幸せ」です。そう言った幸せをたくさん感じる事が出来ました。また西ノ島に来たいです。ありがとうございました。

◆岡本有加(おかもとゆか)
・かけがえのない3ヶ月
「島留学っていうのがあってね。」知夫の島体験生の友達から紹介され隠岐という場所を知りました。日本史ででてきた“遠流の地”だと思い出して、興味を持ったのが始まりです。
そんな中、始まった島での生活は本当にたくさんの方々に助けていただきました。働かせていただいた観光協会でも日常生活でも、皆さん温かく迎え入れてくださりすぐに馴染むことができました。特に思い出に残っているのはいかあ屋で行った読み聞かせです。島に移住してから間もなくポスターを見つけ、「これまだ募集していますか」と聞くと快く受け入れてくださいました。島の子どもたちと触れ合う絶好の機会となり、とても楽しい時間を過ごせました。
かけがえのない3ヶ月を過ごせたと思います。短い間でしたが関わってくださった皆さんに心より感謝いたします。

◆鈴木花(すずきはな)
・スローライフは一瞬!
どうぶつの森みたいで楽しそう!アルバイトに明け暮れていた、私がスローライフに憧れて西ノ島に流れてきてみましたが、その3ヶ月の感想は「スローライフを一瞬で過ごしている感じ…」地元にいる時よりも明らかに時間の余白ができたものの、雄大な自然の中を探検したり、散歩に出てみたり、シェアメイトと楽しく食卓を囲んだり、地域の方にお裾分けをいただいたり、プールで会った方に声をかけていただいたり、たくさんの優しさに恵まれてその余白がとても濃い時間となりました。
そんなこのまちの温かさに惹かれて、9月末までの3ヶ月間延長することにしました!たくさん地域の人と関わり、たくさん西ノ島と関わり、島での夏を楽しみたいと思っています!これからもよろしくお願いします!