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(特集)出身者インタビュー企画~西ノ島で育ちました~

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島根県西ノ島町

昨年度、お届けした出身者インタビュー。今年度も全5回(奇数月号に)お届けします。

■亀澤 逸人(かめざわ はやと)さん
浦郷地区出身
1983年生まれ
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)に勤務

◇Q and A
Q.進路を選ぶ上で大切だと思うことは?
A.たくさんの人に話を聞くことだと思います。僕は自分の進路を決めることが出来ず迷いました。人にはそれぞれ色んな人生、色んな考え方があると思います。たくさんの人生の先輩方に話を聞き、その中で自分に合った道を探すことが大切だと思います。

Q.休日の過ごし方は?
A.子どもと遊んだり、自然が見たくなるので散歩をしたりのんびり過ごしたりしています。

◆島での生活を経て、鉄道会社の道へ。家族と穏やかに暮らしています。
◇自然の中で楽しんだ島での日々
由良で育ち、島前高校を卒業後に就職し島を出ました。島にいたころは山を探検したり海で泳いだり、ドウタリイカを取ったり、国賀や摩天崖に兄や幼馴染と共にピクニックに行ったりと、自然の中でよく遊んでいました。
由良比女神社が一番好きな場所で、小さいころからたくさん遊ばせていただきました。落ち葉で焼き芋をしたり遊具で遊んだり、お祭りやお神輿、お正月のお参りなどたくさんの思い出であり大切な場所でした。神主さんが優しい方で、遊んでいるのを温かく見守ってくれていました。
他にも島で印象に残っていることは「海」です。キラキラと太陽の光を反射して濃い青色のきれいな海は、隠岐島で過ごしているときは普通の景色ですが、島を離れるとどこにも存在しない絶景です。島の色々な場所から眺めた海はまず最初に思いだす光景であり思い出でもあります。

◇高校卒業後、鉄道会社へ就職
現在、JR西日本の新幹線乗務員職場で内勤業務を行っています。入社後は、駅係員や在来線車掌、運転士などとして働き、なかなか経験できないような仕事をしているなと思っています。
今の仕事を選んだ理由としては、当時就職を考えていたとき「高校の担任の先生に勧められたから」というのが正直なところです。高校3年生で進路を決めるとき「親と一緒に漁師がしたい!」と思っていましたが、色々な方の話を聞き、今の仕事を選びました。
仕事で苦労したところは、今まで経験したことないほど勉強したことです。今も仕事に関するたくさんの規程や取扱いを勉強する日々ですが、特に運転士に合格するための勉強が大変で、研修センターで数か月勉強漬けの日々を過ごしたときが大変でしたね。将来的には運転士の研修センターの講師になりたいと考えています。

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