■普通会計歳入総額:142億4,807万円
▽邑南町の財政状況
経常収支比率:91.4%(前年度90.3%)
⇒財政の弾力性(ゆとり)を判断する指標。普通交付税の減少等で前年度より1.1ポイント悪化しました。70~80%が適正水準とされており、依然として高い水準にあります。
実質公債費比率:13.2%(R2~R4年の平均値)(R1~R3年の平均値は14.1%)
⇒標準的な借入金の返済額を指標化し、資金繰りの危険度を示す比率。25%が危険ライン(早期健全化基準)で、これを超えると財政健全化計画を定めて財政健全化を行う必要があります。大型事業の実施に伴い、今後の比率の動向に注意が必要です。
■普通会計歳出総額:138億7,284万円
▽主な事業(歳出)
◎総務関係
道の駅瑞穂整備事業…5億3,930万円
邑学館整備事業費…2億4,182万円
◎保健・福祉関係
病院費(公立邑智病院繰出金)…3億9,012万円
電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業費…8,654万円
〔日本一の子育て村関連事業〕
保育所措置費…5億566万円
地域子ども・子育て支援事業費…7,306万円
(※)新型コロナウイルス感染症対応分を含む。
母子保健費…4,021万円
◎農林業関係
中山間地域等直接支払事業費…2億4,161万円
◎商工関係
邑南町商品券発行事業費(臨時交付金)…1億302万円
◎建設関係
除雪費…2億1,476万円
道路新設改良費…1億9,052万円
◎消防関係
江津邑智消防組合負担金…3億3,382万円
◎教育関係
石見中学校建設事業費…5億1,307万円
◎災害関係
災害復旧費…3億850万円
(注)千円以下で四捨五入しているため、実際の数字と差異が生じています。
令和4年度の普通会計歳入総額は、142億4,807万円で、令和3年度(138億4,925万円)と比較して3億9,882万円の増加(+2.9%)となりました。また普通会計歳出総額は、138億7,284万円で、令和3年度(135億8,650万円)と比較して2億8,634万円の増加(+2.1%)となりました。
■令和4年度普通会計決算のポイント(令和3年度決算との比較)
※本町の普通会計は、一般会計と電気通信事業特別会計(電通会計)を合わせたもので、普通会計の決算額は一般会計から電通会計に対して支出された繰出金や公共施設のケーブルテレビ使用料等3,841万円を相殺した額となっています。
■町の決算を家計に例えると…
〔収入〕143万円
・給料など自分で稼いだお金(町税、使用料、負担金等)…29万円
・仕送り(地方交付税、国・県補助金)…91万円
・借金、住宅ローン等(町債)…18万円など
〔支出〕139万円
・生活費(総務費)…31万円
・借金の返済(公債費)…15万円
・家族の介護・医療・保育(民生費)…26万円
・健康増進(衛生費)…15万円
・自宅・庭の改築改造(土木費)…8万円
・農業費(農林水産業費)…15万円
・学費(教育費)…17万円など
▽邑南町基金残高
▽公営事業会計決算
▽邑南町町債残高
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