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令和5年度中間行政報告(5)

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島根県邑南町

■浜田市と邑南町との「食」を通じた観光・文化交流協議会の総会について
令和5年度の浜田市と邑南町との「食」を通じた観光・文化交流協議会の総会が、7月26日邑南町役場で開催され、令和4年度の事業や決算が報告された後、令和5年度の事業計画や予算が審議、承認されました。今年度の事業として、(株)ぐるなびと連携し、広島市や浜田市、邑南町で、両市町の食材を活用した食のイベントを開催すること等が決定しました。広島市方面からの参加を想定しており、今後の観光誘客につなげます。

■万博首長連合について
7月3日に開催した邑南町観光戦略研修会で、元観光庁長官で公益財団法人大阪観光局理事長の溝端宏氏が邑南町観光戦略の推進について、「邑南町の魅力について~2025年大阪・関西万博を控えて~」と題して講演をされました。その際、溝端氏は2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合について話されました。万博は地域活性化のための動機付けの場とし、現在、万博首長連合の加盟自治体は全国で644治体あるようです。万博首長連合の取組に、健康・美・長寿推進サミット(案)があり、邑南町に参加の依頼がありました。参加メンバーは、地方自治体が全国で10市町村程度、中央省庁、民間企業、大学等となっているようです。健康長寿の先進事例等について学び、町民の健康増進に役立てていきたいと考えています。現在、詳細は未定ですが、経費等、必要に応じて来年度の当初予算に計上したいと考えています。

■建設関係事業について
国県道整備事業は、主要地方道浜田作木線吉原工区で、落石対策を含めた改良工事を進めていただいており、今年中には完成予定と伺っています。高見工区は高見橋から瑞穗砕石(株)に向かって掘削工事を進めていただいています。また、国道261号の臼谷工区と主要地方道甲田作木線西之原工区はそれぞれ用地調査や建物調査等を、主要地方道仁摩邑南線荻原工区は法面工と舗装工を、主要地方道田所国府線市木工区は桜屋橋の上下部工をそれぞれ進めていただいております。
町道整備事業は、町道日南川上田線の災害防除工事、石見中央線の歩道整備工事、簾金比羅線の道路改良工事を第1四半期に発注し工事に着手しました。今後、町道伴蔵線の法面対策工事を第3四半期、道路改良工事の高見宇都井線を第2四半期、片田善教寺原線を第3四半期に発注する予定としています。
■点検評価について
まず、「令和4年度邑南町教育委員会の権限に属する事務の点検・評価報告書」を、今定例議会で教育委員会から提出します。教育委員会の権限に属する事務について、自らが自己点検評価し、学識経験を有する者で構成された第3者評価機関の委員による意見を付して、報告書としてまとめたものです。なお、評価結果については、教育行政推進の一助としています。
(石見中学校改築工事について)
石見中学校改築工事の進捗状況は、8月末時点での進捗状況は、約48%となっており、9月より屋根の工事に入る段階です。近隣の方々の協力をいただきながら安全を最優先に工事を進めたいと考えています。

■学びのまち推進課関係について
6月24日岩国市で開催された2023年度中国ブロック・ユネスコ活動研究会で、日貫小学校が表彰されました。同校は平成28年に「少子化・人口減少社会に対応した活力ある学校教育推進事業」の研究校に指定され、以降20年来継続していたふるさと教育の成果を礎に小規模校を存続させる場合の教育活動の高度化に取り組み、「小規模校」や「日貫という地域」の活用によってメリットを最大化する一方で、デメリットも最小化させ「地域とともに考え魅力ある学校づくりを実践した優れた教育の取り組み」としてユネスコが提唱するESD(持続可能な開発のための教育)の具現化した事例として高く評価されました。これまでのご功績を讃えるとともに、心からお慶び申し上げるところです。

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