公立邑智病院を支援する会の設立10周年記念講演会が9月9日、矢上交流センターであり、島根県立大学理事長兼学長の山下一也氏が、邑智郡の医療の将来像について講演しました。
記念講演では「邑智郡の地域づくり未来の医療と福祉」と題して、人口減少が進む地域での医療について解説し、人口を維持するため、小児科・産婦人科を中心に地域の医療を守ることが重要だと説明しました。また、医療機関へのアクセスの悪い点を指摘し、山間地域での診療看護とICT技術の可能性を強調しました。
公立邑智病院を支援する会は、平成25年1月に会員数72人で発足。邑智病院周辺の美化活動やコンビニ受診の抑制等を呼びかける啓発活動等に取り組んでいます。
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