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令和6年4月請求分から下水道使用料を改定します

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島根県邑南町

下水道は美しい自然環境や衛生的で望ましい生活環境を維持していく上で、欠かすことのできない社会インフラです。しかしながら、下水道の維持には大きな費用を必要とします。
将来にわたって安定的にサービスを継続していくために、使用料の見直しを行います。

■維持費用に対する下水道使用料の割合は?
施設に係る電気代や修繕費等の維持管理費は使用料でまかなうこととされていますが、維持管理費に対する使用料の占める割合は72.6%(令和3年度決算)。不足分は一般会計からの繰入金等で補っています。
▽維持費用に対する下水道使用料の割合のイメージ図

■事業の継続に、適切な使用料の設定がなぜ必要?
その他施設の老朽化に伴う改築や更新なども年々増加しています。また、平成16年の合併時に3町村の下水道使用料を統一して以来改定を行っておらず、人口減少に伴い使用料収入は減少しており、今後5年間で約1千万円の減少が見込まれます。
使用料の減収により事業の継続が困難にならないよう適切な使用料を設定する必要があります。

■料金値上げをしないとどうなる?
施設の更新ができなくなり、衛生環境や水質の保全ができなくなります。料金改定を先送りすると、将来使用料の値上げ幅が大きくなり、使用料負担が急激に増加することになります。

■新しい料金はどのように決まったのですか?
令和4年6月に石橋町長が「邑南町下水道事業のあり方」について邑南町上下水道委員会へ諮問(しもん)し、委員会で審議していただきました。令和5年2月に委員会から答申書の提出があり、その答申を元に協議を重ねてきました。令和5年町議会9月定例会において下水道使用料条例等の改正案について審議され、可決されました。

■令和6年4月1日より公営企業法を適用します
公営企業会計では、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を作成することにより、経営状況や施設の老朽化等の状況を適格に把握し、適切に管理することができるようになります。
計画的な更新計画を立て、経営の効率化と経費縮減に努めていきますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

問い合わせ先:
水道課【電話】95-1118【IP】050-5207-3017
瑞穂支所施設管理グループ【電話】83-1124【IP】050-5207-5001
羽須美支所施設管理グループ【電話】87-0224【IP】050-5207-650

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