■第5回 太陽光発電の電気は自家消費がお得!
▽新しい電力供給モデル「PPA」
邑南町役場瑞穂支所、健康センター元気館、おおなんケーブルテレビの3施設の屋根に、ずらりと並ぶ太陽光発電設備。各施設を訪れた皆さまのなかでも、少し気になったという人もおられると思います。これらは、PPA(Pоwer Purchase Agreement)と呼ばれる電力供給の新しい形態で、この設備による電力供給が、9月末にスタートしています。
▽PPAってなんだろう?
「PPA」とは、日本語では「電力販売契約」と直訳されます。太陽光発電設備について、設置に係る初期費用やメンテナンス費用をかけずに導入することができます。
設置した太陽光発電設備で発電された電気は、その建物で使うことを主目的とし、利用者は使った分の電気使用料金のみ一定期間支払うことになります。
使用料金は、固定価格で契約することが多いため、従来の電気代に含まれていた燃料調整費や再生可能エネルギー発電促進賦課金といった費用がかからなくなるとされています。
▽現状と今後について
このPPAには、年々上昇している電気代を圧縮する効果があると期待されており、公共施設や企業、一般住宅まで、全国的にPPAモデルを活用した太陽光発電設備の導入が進んでいます。一定期間が経過した後は、太陽光パネルが無償で譲渡されます。
電気代の削減にもつながる電力の自家消費、皆さんも検討してみませんか?
▽邑南町内でのイメージ図
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