知っとる?脱炭素

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令和2年10月に「2050年のカーボンニュートラル」が国で宣言されて以降、脱炭素に向けた取組が日々クローズアップされています。
邑南町でもこうした取組を進めていますが、理解度が深まっているとは言えません。そこで、広報紙で脱炭素について紹介します。「脱炭素」とは何なのか。連載を通じて「脱炭素」に向き合う理由が、皆様のなかに芽生え、「知っとる?脱炭素のこと」と様々な人に語ることができるようになっていただけたらと願っています。

■第1回　脱炭素/ゼロカーボン/カーボンニュートラルってどういう意味??
邑南町は2022年6月に、全国に先駆けて脱炭素化に取り組む「脱炭素先行地域」として、環境省から選定されました。これにより、国から脱炭素に向けた取組について支援を受けています。

最近、「脱炭素」や「ゼロカーボン」「カーボンニュートラル」といった言葉を耳にする機会が多くなっていませんか?
これらは、二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスの排出量の削減や、森林等による温室効果ガスの吸収量を増加させていくことです。全体として排出量をゼロとする取組で、国では、2050年までにこの目標達成を目指し様々な取組が進められています。
この取組を進めることで、地球温暖化が原因とされる自然災害の頻発化・激甚化に歯止めをかけていくことが求められています。
私たちの暮らしや生命・財産を守っていくためにも、この課題は対岸の火事ではなく、課題解決の当事者として認識していかなくてはならなくなっています。
邑南町では、脱炭素に向けた取組を地球温暖化の防止のためだけではなく、新たなまちづくりとして「脱炭素」に取り組んでいく必要があると考えています。(次回につづく)