令和6年9月邑南町議会定例会にあたり、決算状況、財政状況及び現在進めている諸施策等について中間報告を行いました。諸施策等の内容を抜粋してお知らせします。
■邑南町20周年記念式典
すでに、議員の皆様に御案内していますが、令和6年10月6日の午前9時50分から、健康センター元気館で開催します。記念式典には、島根県知事代理の石原副知事、福井島根県議会議員、洲濵名誉町民にご臨席いただき、郡内の町長、町議会議長。隣接の浜田市、江津市、及び広島県安芸高田市、三次市の市長、北広島町の町長へもそれぞれご案内をお送りしています。また、町の各種委員会委員、関係機関や関係団体、学校長など、多数の皆様にご出席いただき、20年の歩みを振り返るとともに、明るい未来へつながる式典となるよう現在準備を進めています。
式典終了後の第2部は、中学生・高校生のパネルディスカッション、第3部は、成人・若者の未来への主張発表を計画しています。ステージアトラクションとしては、邑南町イメージソング「さくらほろほろ」の合唱、やまんばよさこい隊の演舞、石見あらがね太鼓の演奏を予定しています。
■防災・危機管理への対応
災害対策基本法の改正で、災害時に自力で避難することが難しい避難行動要支援者の個別避難計画作成が市町村の努力義務とされています。現在、阿須那・布施・日貫の3地区をモデル地区として指定し、自主防災組織や自治会、地区社協などの関係者へ、個別避難計画の必要性やその作成手順、個人情報の取り扱いなど、誰ひとり取り残さないためにできることを説明して計画作成を進めています。
また、町内福祉事業所と個別避難計画作成業務委託契約を締結し、福祉専門職の皆さんのご協力により、計画作成に取り組んでいます。町内関係者との連携、避難協力への地域住民の理解を促し、今後さらに計画作成を進めます。
■内部統制制度
町民から信頼される質の高い行政サービスを継続的かつ安定的に提供していくため、業務の管理及びその執行が法令に適合し、適正に行われていることを確保し、本町の財政的損失の発生や信頼失墜の防止を図ることを目的に、邑南町内部統制基本方針にもとづき、令和4年度から全庁的に取り組んでいます。
2年目となる令和5年度の取組について、令和6年3月31日を評価基準日として、財務に関する事務に係る内部統制の評価を実施し、先般、7月16日に評価報告書を監査委員へ提出し、審査をお願いしました。令和4年度の評価で、要改善とされたリスク対策の改善措置が実施されているか、当該リスク対策に不備はないか、改めて自己評価を行いましたが、評価期間中に運用上の重大な不備を複数把握したため、内部統制が有効に運用されていないと判断しています。把握した重大な不備の検証、再発防止に向けた改善措置を検討・実施するとともに、令和6年度では、これまでの業務レベルでの内部統制に加えて全庁的な内部統制を取り入れることにより、人為的ミスの発生を抑制するため準備を進めています。
■DXの推進
DXの推進は、今年度はお悔やみの手続きを少しでも省力化できるよう、申請者の名前、住所の記入を極力減らす取組を行っています。引き続き、「書かない窓口」「書かせない窓口」の実現に向けて、手続き方法等を検討します。邑南町LINE公式アカウントは、主に母子保健の分野で活用を進めていますが、ごみ収集日の通知や道路の異常通報、クマの目撃情報通報など多彩な機能がありますので、邑南町公式アプリとの連携を含め、多くの町民の方に利用していただけるようにバージョンアップしていきます。
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