■子育て支援
1歳までの子どもさんを養育している家庭に、毎月おむつなどの育児用品を提供する「おむつ等定期便事業」を6月に始めました。これは子育て世帯の経済的負担の軽減を図るとともに、対面での提供により、子育てについての不安や困りごとの軽減や、必要な支援につなげることを目的に、8月22日現在、延べ49のご家庭に育児用品をお渡しし、その内、生後3か月までの子どもさんを養育している10のご家庭には、保健師や子育てサポーターが訪問しお渡ししました。
子育て世帯からは喜びの声が聞かれるとともに、子どもの発育等に関する相談も寄せられ、育児不安の解消につながっています。引き続き、サポーターと子育て世帯が顔の見える関係を築くことで子育て支援の利用につながりやすくし、地域で子育てを応援していく機運を高めていきたいと思います。
■建設関係事業
浜田自動車道4車線化事業について、令和4年3月に事業化され、事業主体のNEXCO西日本中国支社により調査設計等を進められています。7月1日に公表された発注見通しによると、市木地内の猪子谷橋(下部工)工事が第3四半期(10~12月)に公告を予定され、第4四半期(令和7年1月~3月)に入札予定となっており、工事着工が待たれるところです。
次に、島根県の道路事業は、主要地方道浜田作木線日貫地内の吉原工区が、平成25年の事業着手以来、11年の歳月を経て本年6月に完成し供用開始されました。県をはじめ皆様のご尽力の賜であると深く感謝申し上げます。矢上地内の荻原工区では、詳細設計を、高見工区では、道路改良工をそれぞれ実施していただいています。国道261号の臼谷工区や主要地方道甲田作木線の西之原工区、主要地方道仁摩邑南線の荻原工区、主要地方道田所国府線の市木工区についても、継続して事業実施していただいています。
農業農村整備事業は、平成26年度から事業を開始していただいた中山間地域総合整備事業が、9月末で完了すると伺っています。井原西地区のほ場整備事業、中南地区や新堤地区のため池整備事業、和田地区の避難路整備や邑南線の舗装修繕などの農道事業については、継続して実施していただいています。
治山事業は、今年度新規地区の布施地区や、継続事業として明泉谷地区、福原地区を実施していただいています。林道事業は、三坂小林線、岩屋徳前線、皆井田円の板線を継続して実施していただいています。
町道整備事業は、片田善教寺原線、簾金比羅線の改良工事を実施しています。農村整備事業は、ほ場整備事業として、令和3年度から事業を開始しました下亀谷地区が8月末に完了しました。また継続事業として小原迫地区を実施しています。
■石見中学校旧校舎の解体工事
8月11~12日にかけて、旧校舎解体を前に「校舎さよなら会」を開催したところ、卒業生をはじめ、地域の方々ら414人の方々にお越しいただきました。皆様それぞれ、記念撮影や同級生との再会など、思い思いの時間を過ごされていました。
なお、8月下旬より旧校舎の解体工事が始まります。工事に際しては、騒音や交通に関してご不便をおかけすることが予想されます。安全かつ円滑に進行するよう、最大限の配慮を行います。ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。
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