公立邑智病院新本館棟の竣工式が9月28日、同病院で開催され、国会議員や島根県知事をはじめ、県内の医療機関の関係者ら約150人が出席し、完成したばかりの本館棟内を見学しながら、地域医療の活性化に思いを馳せました。
1983年に建てられた同病院は、本館棟の老朽が進んだこともあり、2022年から建て替えが開始。新本館棟には、自律搬送ロボットが、中四国地方の病院では初めて導入されたほか、屋上にリハビリ庭園を設けるなど、様々な機能や設備が集約されています。内覧会では、最新の設備が整った救急室や病室等について、出席者は病院の関係者から説明を聞きながら、興味深そうに見学していました。
10月15日からの診療開始を控えており、邑智郡公立病院組合の石橋良治管理者が「最新の技術と設備で、地域に必要な医療を提供したい」と決意を述べました。
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