■日和のお祭りにぎやかに 日和地区「おおなん騒祭」
日和地区の恒例行事「おおなん騒祭(そうづきんさい)」が10月12日夕方から、日和公民館でありました。出店や神楽、お笑い芸人によるステージもあり、来場した地域住民らは思い思いに祭りを楽しみました。
会場には、町内外の飲食の出店が並んだほか、紙飛行機の飛距離を競うイベントなどもありました。また、島根出身で音楽ネタで有名なコンビ「メンバー」のネタと日和大元神楽団の子ども神楽も披露されました。
■貴重な寄贈品を一堂に 郷土館企画展「令和の寄贈品展」
令和元年~6年に寄贈された約2900点から、約200点を展示する「令和の寄贈品展」が10月1日から11月15日に、邑南町郷土館で開催されました。
館内には、民俗学者・宮本常一氏とゆかりのあった田中梅治氏の著作原本をはじめ、戦時中に寄せ書きされた日の丸や、断魚渓を描いた屏風など、貴重な展示品が並びました。来館した女性は、「見たことない貴重なものを見ることができて楽しかった」と感想を述べられました。
■口腔の健康維持で長寿につなげる オーラルフレイル研修会
お口の健康について学ぶ研修会が10月24日、田所公民館で開催され、高齢者の通いの場のスタッフら40人が、口腔ケアの大切さを学びました。
島根県歯科衛生士会の吉田ちかみさんによる講演では、お口の状態が悪くなれば、バランスの取れた食事が取りにくく、友人との食事やおしゃべりも減る傾向があるため、心身が衰えると強調。口腔周辺の筋肉を維持する運動も紹介しつつ、「口の健康が全身に関わっている」と解説しました。
■農業のこれからを考える 邑南町合併20周年記念 邑南町農業振興大会
邑南町合併20周年を記念して、邑南町の農業の振興と未来について考える「おおなん農フェス」が10月27日、健康センター元気館でありました。
(株)日本総合研究所の藻谷浩介さんの基調講演では、町内の農業に関する現状と課題から、20年後の状況を分かりやすく説明がありました。このほか、町内の農業や農業関係の取組について、3人から事例発表もありました。また、会場には町内産の農作物を使った料理を販売するブース等もあり、来場者を楽しませました。
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