図書館だより

31／37

■BOOKシェアー第35弾
本好きの皆さんからの熱いメッセージを紹介します。

『言葉はいのちを救えるか?』岩永直子/著　晶文社
看護師として働いた経験からか、この本を手に取りさまざまな医療問題を考えさせられました。筋ジストロフィーの兄弟が生きるためにみつけたこと。そして、はじめて聞いた家族性大腸ポリポーシス。子どもが生まれた時から、母親は遺る息子に手紙を書き続けます。タイトルの問いの答えをみなさんはどう考えられますか?(よしかず)

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』ファン・ボルム/著　牧野美加/訳　集英社
「あっ、この言葉を心の戸棚にしまっておこう!」。そんな言葉にたくさん出会える一冊です。(ムラサキブナノキ)

■司書のおすすめ
『カブトムシの謎をとく』小島渉/著　筑摩書房
カブトムシに夢中になった子ども時代。
実はカブトムシはまだまだ謎だらけの昆虫だということをご存じでしたか?
この本は最先端の研究に基づいてカブトムシに関する情報を、分かりやすくまとめたものです。
カブトムシを捕食している動物はなに?ほんとうに夜型?この夏は、子どもたちにちょっと自慢してみたくなるかも。

■図書館ニュース
▽2月23日にあそびのつどいを開催!
5年ぶりの開催でしたが、わらべうたの良さをあらためて味わうことができました。
何にも邪魔されず、親子でしっかり向き合い触れあう1時間の気持ちのいいこと。そして子どもたちの楽しそうな笑顔に癒やされました。定期的な開催をしていきます!
▽瑞穂中学校卒業生からベンチを寄贈!
利用者の方が「すてきなベンチで便利よね」と荷物を置いたり、貸出処理する間腰を掛けられたりととても好評です。
卒業生の皆さんも、自分たちの制作したベンチを見に、ぜひ来館してくださいね。

■新刊案内
『望月の烏』阿部智里/著　文藝春秋
『冬に子供が生まれる』佐藤正午/著　小学館
『シャーロック・ホームズの凱旋(がいせん)』森見登美彦/著　中央公論新社
『母の最終講義』最相葉月/著　ミシマ社
『うつ病隠された真実逃れるための本当の方法』ヨハン・ハリ/著　作品社
『経済評論家の父から息子への手紙お金と人生の幸せについて』山崎元/著　学研

インターネット、スマートフォンからも検索ができます。本紙掲載の二次元バーコードからアクセスしてください。

■5月の行事予定
1日(水)　ストーリーテリング勉強会(本館)
18日(土)　おはなし会(本館)
20日(月)　ストーリーテリング勉強会(石見分館)
※新型コロナウイルス感染症対策のため中止することがあります。

問合せ：
図書館本館【電話】83-1760【IP】050-5207-4500
羽須美分館【電話】88-0001【IP】050-5207-6000
石見分館【電話】95-1044【IP】050-5207-2400