鳥獣による農作物被害の対策について学ぶ研修会が3月2日、健康センター元気館で開催されました。県中山間地域研究センターや県西部農林水産振興センターの担当職員らが、動物の習性や防護柵を設置する上での注意点、地域ぐるみでの対策等について解説しました。
県中山間地域研究センターの坂倉健太主任研究員は、農作物へ大きな被害をもたらすイノシシの生態について紹介。高い学習能力と運動能力で、田畑への進入路を見つけるため、電気柵を隙間なく囲うこと等を提言しました。
このほか、地域ぐるみで、動物たちの餌場となる場所を記した地図を作成した事例の紹介や狩猟免許取得と講習会の開催等についての説明がありました。
また、有害鳥獣を捕獲する箱わなの贈呈式もあり、JAしまね島根おおち地区本部の服部幸信本部長から、石橋町長へ目録が贈られました。
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