阿須那地区の伝統行事「次(じ)の日祭」が5月21、22の両日、賀茂神社周辺でありました。大きな傘鉾(かさぼこ)が神社前を行き来する様子を一目見ようと、神社前は多くの見物客でにぎわいました。
次の日祭は、京都の「葵祭」を源流に、約650年前から伝わるとされる行事で、邑南町の無形民俗文化財に指定されています。目玉となるのは、高さ約5メートル、重さ40キロ以上の巨大な傘鉾を、担ぎ手たちが懸命に引き回す神事です。
神社前には、地域住民や町内外から訪れた観光客、写真愛好家らが集まり、傘鉾の担ぎ手に声援や拍手を送ったり、出店での買い物を楽しんだりしていました。
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