邑南町矢上に伝わる伝統行事「火舟(ひぶね)祭」が7月20日夜、諏訪神社周辺で開催されました。住民約100人が集い、かけ声を上げながら、ちょうちんで飾った巨大な舟形の屋台を引き回しました。
祭りは厳島神社(広島県廿日市市宮島町)の管かんげん絃祭の流れをくみ、古くから行われていたと伝わります。1975年からいわみ中央自治会青年部が行事を受け継いでおり、コロナ禍を経て昨年復活しました。
全長約15メートル、重さ3トンの屋台が、矢上商店街を通過し、諏訪神社参道を通るまで、沿道に並んだ近隣住民からの声援が送られました。
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