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自治体の皆さまへ

総合診療医が答える「こんな症状や疑問 持っていませんか?」

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島根県雲南市

■第39回:「顔面を触る習慣は新型コロナウイルス感染症感染症のリスクを4倍上昇させる」
このシリーズでは総合診療医が患者さんからいただいた質問をもとに市民の皆さんが困っている症状や疑問について解説します。

先日いただいた質問はこれです。
「新型コロナウイルス感染症にならないために、何をしたらいいですか?」
新型コロナウイルス感染症を含め、風邪をひかないようにするためには、食べ物、運動、睡眠に注意することが第一ですが、日々の行動に関してもいろいろなことが研究され、分かってきています。
その中の一つが「顔面を触ることは新型コロナウイルス感染症のリスクを上げる」ということです。
最近の研究では、顔を触ることが多くなると、4倍、新型コロナウイルス感染症になりやすいことが分かっています。多くの新型コロナウイルスへの感染が手から始まっていることが分かっており、感染した手で顔面を触ることによって、粘膜からウイルスが入り感染しやすくなるのかもしれませんね。
どうしても痒くなると、無意識に触ってしまうことがあるかもしれませんが、しっかり、手を洗い、消毒してから、触るようにしたいですね。まだまだ、新型コロナウイルスに感染すると、重症化し入院が必要になることもありますので、手指衛生に心掛けたいですね。

◎手洗い効果の程度
※詳細は広報紙13ページをご覧ください。

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