毎年開催されるスポーツの祭典「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(旧国民体育大会)」。島根県では、昭和57年に開催された「くにびき国体」以来、2度目となる「島根かみあり国スポ・全スポ(第84回国民スポーツ大会・第29回全国障害者スポーツ大会)」(以下、国スポ・全スポ)が令和12年に開催されます。
■雲南市は3競技の会場に!
雲南市は、国スポ・全スポではレスリング、ソフトボール(出雲市、飯南町と合同)、ローイング(旧ボート、奥出雲町と合同)の会場となります。
この大会を一過性のものにするのではなく、体制の整備や普及を図り、スポーツ文化を定着させるべく、全国大会の開催支援や選手強化、競技に親しむ機会づくりの支援など競技団体とともに準備を進めています。
■全国から選手が集う「雲南市長杯」開催
将来、国スポ・全スポに出場する選手たちが一層競技を楽しみ、競技を通じて仲間の輪を広げること、また大会運営関係者の技能向上を目的として、レスリング、ソフトボールについて、関係者とともに実行委員会を立ち上げ、「雲南市長杯」を開催しています。
◯レスリング
10月29日、第2回雲南市長杯少年少女レスリング大会(以下、レスリング大会)を三刀屋文化体育館アスパルで開催し、神奈川県から鹿児島県まで30チーム約200人が出場しました。
年少から中学3年生の少年少女たちが、監督・コーチや観客席からの応援を背に、各階級で勝利をめざして競い合いました。
◯ソフトボール
10月7日、第1回雲南市長杯チャレンジソフトボール大会を開催し、市内の小中高校生をはじめ、岡山県、鳥取県のクラブチームなど7チーム110人が出場しました。
この交流試合に併せて、審判員研修会が同時に開催され、選手、審判員ともに技能強化や機運醸成を図りました。
■地域の誰もが楽しめる大会に
国スポ・全スポの開催にあたっては、選手、関係者だけでなく、地域の方々も楽しめる大会をめざしています。
みとやスポーツクラブでは、レスリング大会と隣接する形で「みとやスポーツクラブフェスタ」を同時開催され、ソフトボールやローイングの体験ができるコーナーや、レスリングの試合の応援ブースが設けられ、スポーツになじみのない方も参加できるイベントに取り組まれました。
今後も関係者などと連携し、大会やイベントなどの開催、支援を通じて、選手の育成、機運醸成などに取り組んでいくとともに、島根かみあり国スポ・全スポに向けてさらなる環境整備に努めていきます。
問合せ:スポーツ文化振興室
【電話】0854-40-1073
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