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島根県雲南市

■このままでは固定電話が使えなくなる!?それって光回線の“便乗”勧誘かも
-固定電話のIP網移行に伴う利用者側での手続きは不要です-

NTT東日本およびNTT西日本は令和6年1月以降、固定電話のIP網への移行に伴い同社の局内設備の切り替えを予定されています。これに便乗して、別の事業者や第3者がNTTをかたり、光回線などの勧誘が見られますので、十分注意しましょう。

◯相談事例
[事例1]
今後固定電話が使えなくなると言われて、光回線の契約をしたがやめたい。
突然実家に訪問してきた事業者から「今後固定電話が使えなくなる。光回線にした方がいい」と言われ、父が光回線の契約を了承したようだ。父は契約内容を理解しておらず、アナログ回線のままを希望している。光回線を解約したい。
(令和3年11月 70歳代男性)

[事例2]
令和6年にアナログ回線がなくなると言われて、光回線を勧誘された。
事業者から電話があり、「光回線にすると電話の基本料金が安くなる。令和6年にアナログ回線がなくなるため、光回線に変更するには工事料が発生するが、今だと工事料は無料だ」などと言われ、曖昧な返事をした。すると後日、工事日を決める電話がきたため、「契約した覚えがない」と断ったが、今日になって契約書が来た。契約した覚えはなく、もし契約したことになっているなら解約したい。
(令和3年4月 60歳代男性)

◯消費者へのアドバイス
・固定電話のIP網移行に伴う局内設備切り替えでは、利用者側での手続きや自宅での工事は不要です。また、利用中の電話機や電話番号はそのまま利用できます。
・固定電話やアナログ回線が使えなくなるなどといった、固定電話のIP網移行などに便乗した光回線などの販売勧誘は十分に注意しましょう。もし不要であれば、きっぱり断りましょう。
・少しでも疑問や不安を感じた場合や、トラブルにあった場合は、一人で悩まずに、すぐに雲南市消費生活センターなど(消費者ホットラインは局番なしの【電話】188)に相談してください。

相談・問い合わせ・出前講座依頼先:雲南市消費生活センター
【電話】0854-40-1123
【FAX】0854-40-1039

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