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■雲南市スペシャルチャレンジ・ホープ制度
雲南市では、市内の地域課題解決ビジネスの起業・創業に対しチャレンジ資金を提供する雲南市スペシャルチャレンジ・ホープ制度(以下、スペチャレホープ)を行っています。
スペチャレホープを活用した取り組みを紹介します。

◯妹尾　慶(せのおけい)さん/スペチャレホープ(第5期生)
造園FARM　SENOO(ファームセノオ)(大東町)の妹尾慶さんは、「空師(そらし)」というロープクライミングの技術を駆使して高い木に登り、枝や幹を伐採する特殊伐採をされています。住宅地や重機が入れない斜面、狭い場所などを中心に、特殊伐採の依頼件数は年々増加していますが、空師の業務を担える人は市内に数人しかおられず、危険な住環境への対応が追い付いていない現状です。
妹尾さんは、特殊伐採およびツリークライミングを気軽に体験できる機会の創出や体験施設を整備することで、ツリーワーカーに触れることのなかった方への周知や実際の道具の使い方などを教えることにより空師の育成と宣伝に取り組まれています。体験施設は今年秋頃に造園FARM　SENOO内に完成する予定です。
また、スペチャレホープをきっかけに空師という職業を広めるために多くのイベントに参加をされました。また、イベント参加をきっかけとして、今年の4月に新たなメンバーを雇用されることにもつながりました。

雲南市は今後もスペチャレホープを通じてさまざまなチャレンジを応援していきます。

問い合わせ先：政策推進課
【電話】0854-40-1011