水道料金の見直しについて答申を受けました

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雲南市上下水道料金等審議会(会長　木村守登(きむらもりと)さん、以下、審議会)へ水道料金の見直しについて諮問を行い、7月11日に答申を受けました。
今回諮問した内容は、令和6年度から令和10年度までの5年間を算定期間とした水道料金の見直しで、将来の水需要、水道水の安定供給や健全な経営計画などを踏まえ、慎重に審議されました。

■答申書の内容
(1)水道料金の見直しについては、水道事業の健全な運営を図る観点から料金の引き上げが妥当と判断する。
(2)主な改定内容
1)平均改定率5.07%
2)基本水量(※)8立方メートルを廃止し、新たに1立方メートル～8立方メートルまで1立方メートル当たり「61円(税抜き)」とする。
(3)付帯意見
1)市民に分かりやすく周知すること
2)自然災害に対応できるよう施設の更新や耐震化を図ること
3)施設の効率的な運用や経費の見直し、広域化の検討などに積極的に取り組み、安定した運営に努めること

この他にも、コロナ禍、電気代など生活費が高騰する中の厳しい経済情勢であるが、水道施設を適正に維持管理し、安定した水質の水道水を届けるためには定期的な見直しが必要であるとご意見をいただきました。市では審議会および議会の意見を踏まえ、最終的な改定方針を決定します。具体的な内容は決まり次第お知らせします。

※一般家庭での公衆衛生向上のため、水道水を使ってもらうことを目的に、一定の水量(雲南市の場合8立方メートル)までの料金を無料としている制度

問合せ：水道局総務課
【電話】0854-42-3473