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令和5年度 決算報告 公営企業会計(1)

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島根県雲南市

市議会9月定例会で認定された令和5年度公営企業会計決算をお知らせします。

■水道事業
◯収益的収入(料金収入など)および支出(施設維持管理費など)
令和6年3月末時点の給水戸数は1万4987件、令和5年度の総有収水量(料金収入の対象となった給水量)は303万1518立方メートルでした。総有収水量を前年度と比較すると36万810立方メートル(10・6%)の減少となりました。
総収益は、12億8169万円、総費用は、11億5733万円で1億2436万円の純利益を計上しました。総収益のうち水道料金は7億2688万円で、総収益の56・7%を占めています。前年度と比較して総収益は2%減少、総費用は3・7%減少しています。
なお、令和5年12月には水道料金の1ヵ月分の免除を行いました。
供給単価(有収水量1立方メートル当たりの給水収益)は239円78銭、給水原価(水道水1立方メートル当たりの経費)は322円3銭で、料金回収率は74・46%となりました。

◯資本的支出(建設改良工事など)
資本的支出総額は8億185万円で、うち建設改良費は3億3243万円、企業債償還額は4億6942万円でした。主な建設改良事業として、大東町の山王寺本郷地区水道整備事業が完成しました。生活基盤施設耐震化等交付金などを活用し、老朽管路の更新や耐震化を行いました。

■工業用水道事業
◯収益的収入(料金収入など)および支出(施設維持管理費など)
工業用水道の年間契約水量は1万110立方メートルでした。
総収益は3245万円、総費用は5144万円で、1899万円の赤字となり、前年度までの繰越欠損金と合わせ、7400万円の未処理欠損金を計上しました。

◯資本的支出
資本的支出の総額は2億8167万円で、全額企業債償還金でした。

■下水道事業
◯収益的収入(料金収入など)および支出(施設維持管理費など)
令和5年度の総排水量は156万7958立方メートルでした。総排水量を前年度と比較すると1064立方メートル(0・1%)の増加となりました。
総収益は、10億2468万円、総費用は、8億5205万円で1億7263万円の純利益を計上しました。前年度からの繰越利益剰余金などと合わせた未処分利益剰余金3億5500万円のうち、2億2566万円は資本的収支の不足額の補てん財源として使用しています。総収益のうち下水道使用料は2億6023万円で、総収益の25・4%、一般会計からの繰入金が4億9804万円で48・6%を占めています。前年度と比較して総収益は1・0%の減、総費用は4・0%減っています。
使用料単価(有収水量1立方メートルあたりの使用料収入)は186円43銭、汚水処理原価(汚水1立方メートル当たりの経費)は610円41銭で、経費回収率は30・5%となりました。

◯資本的支出(建設改良工事など)
資本的支出総額8億8179万円で、うち建設改良費は1億6642万円、企業債償還額は7億1537万円でした。主な建設改良事業として、長寿命化を図るための施設更新工事を行いました。また、引き続き施設の統廃合事業に取り組み、農業集落排水施設の加茂北処理区、上熊谷処理区、大島引野処理区と中山コミュニティプラントを公共下水道へ接続するための事業を行いました。

◆令和5年度 雲南市下水道事業会計損益計算書
(令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)
(税抜き)

◆令和5年度 雲南市下水道事業会計貸借対照表
(令和6年3月31日)
(税抜き)

◆令和5年度 雲南市工業用水道事業会計損益計算書
(令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)
(税抜き)

◆令和5年度 雲南市工業用水道事業会計貸借対照表
(令和6年3月31日)
(税抜き)

◆令和5年度 雲南市水道事業会計損益計算書
(令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)
(税抜き)

◆令和5年度 雲南市水道事業会計貸借対照表
(令和6年3月31日)
(税抜き)

問い合わせ先:上下水道局総務課
【電話】0854-42-3473

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