文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和5年度 決算報告

4/36

島根県雲南市

令和5年度の決算が市議会9月定例会で認定されましたのでお知らせします。

■一般会計
一般会計決算では、歳入決算額が327億2348万円(対前年度比0・2%増)、歳出決算額が322億3098万円(同1・9%増)で、歳入歳出差引残額が4億9250万円となりました。なお、翌年度に繰り越すべき財源は5083万円であり、実質収支4億4167万円の黒字となりました。

■特別会計

■基金残高
◯積立金現在高 96億3,552万円
・財政調整基金 14億4,029万円
・減債基金 31億3,930万円
・その他特定目的基金 50億5,594万円
◯地方債現在高 357億330万円
※普通会計における決算額

■令和5年度に実施した主な事業
◯令和3年7月豪雨災害復旧関連事業
・公共土木施設災害復旧事業 6億7,657万円
・農地・農業用施設災害復旧事業 7億9,583万円
・林道災害復旧事業 1億4,235万円
・林地崩壊防止事業 1億7,254万円

◯新型コロナウイルス感染症及び物価高騰対策臨時交付金事業
・雲南市・飯南町事務組合負担金(FTTH整備事業)8億1,656万円
・物価高騰対応非課税世帯等臨時給付金 2億1,418万円
・住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金 9,319万円
・地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化支援事業 7,111万円
・水道事業会計補助金(水道料金減免分)6,214万円
・運輸業原油価格高騰対策支援事業 1,310万円

◯その他
・本庁部局庁舎施設整備事業 5億2,277万円
・地域づくり活動等支援事業 2億9,411万円
・波多交流センター整備事業 2億2,208万円
・市民バス運行管理事業 1億7,128万円
・新型コロナウイルスワクチン接種関連事業 1億1,439万円
・介護給付費等事業 11億949万円
・雲南市・飯南町事務組合負担金(清掃事業)5億9,776万円
・中山間地域等直接支払交付金事業 2億8,375万円
・企業団地関連道路整備事業 1億7,072万円
・除雪総務管理事業 1億3,992万円
・文化施設大規模改修事業 1億4,113万円
など

◆監査委員の審査意見書から
令和5年度は、令和3年7月豪雨災害からの復旧事業、また、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などの影響を受けた経済や産業基盤の回復のための事業のほか、前年度に引き続き文化施設大規模改修事業や事業最終年度となったCATV施設FTTH※整備事業などが実施された。
人口減少や少子高齢化対策、交流センターを拠点とした地域づくり活動の推進、公共施設の老朽化への対応、道路や橋梁維持の予算確保など、これらの多くの課題を解決し、市民の暮らしを守っていくことは、健全な財政基盤があってはじめて可能となる。
一般的に財政調整基金は、標準財政規模の10%以上が適正と言われているが令和5年度末時点で8.4%と下回っている。将来の収支不足を見据え適正規模の基金額を確保するため、事業全般にわたって見直しを行い歳出削減に取り組むとともに、国の動向を注視し有利な財源の確保に努められたい。
行財政改革の一環である公共施設等の将来費用の縮減と財政規模に見合った施設等の運用とサービス確保については、公共施設等総合管理計画実施方針に基づく取り組みを着実に実施されたい。その取り組みにあたっては、財産台帳システムを充実させ情報の一元化に努められたい。
近年、地方自治体の業務が多様化・複雑化してきている。法令等を遵守することは言うまでもなく、財務事務などのミスを未然に防止するしくみとして内部統制の制度化を図り、適正かつ効率的な事務処理が行われるよう努められたい。
健全財政の維持にあたっては、市民への説明責任を果たしながら、引き続き行財政改革を進め、必要な施策・事業の着実な推進と持続可能な行財政基盤の構築の両立に向けて取り組まれたい。

※通信サービスで、基地局から各家庭まで光ファイバーをつなげる配線方式。

■主な財政指標
下段( )は令和4年度

問い合わせ先:財政課
【電話】0854-40-1023

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU