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雲南病院だより

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島根県雲南市

■「第10回病院祭を開催しました」
9月21日(土)に第10回病院祭を開催しました。新型コロナウイルスの流行により令和元年以降開催できておらず、5年ぶりの開催となりました。第10回目となる今年は「みんなで動こう!支え合う地域をめざして」をテーマに職員と病院ボランティアの皆さんが協力して行いました。当日は300人を超える方々が来場されました。

◯人とのつながりの大切さを感じた基調講演
本館のエントランスホールで開催したオープニングセレモニーでは、グループで音楽活動をされている「石原とゆかいな仲間たち」が出演。バイオリンやギターの演奏、そして歌声で会場は大いに盛り上がりにぎやかな雰囲気で病院祭がスタートしました。
続けて開催した基調講演では、福島県いわき市保健福祉部の猪狩 僚(いがりりょう)さんを講師に招き、「雲南でともに歩む地域包括ケアと地域医療のこれから」と題して講演していただきました。猪狩さんはいわき市で医療や介護、人生の最期が尊重される社会の情報発信・イベントの開催をされており、「地域の方々が健康で幸せな生活を送るためには良い人間関係が大切」であると話されました。
「『自分自身の幸せのためにつながる』、この意識が一人ひとりに向き合い、つながりを増やしコミュニティが生まれる」という内容に、改めて病院と地域とのつながりを考えさせられる素晴らしい講演でした。
講演を聴講された方からは、「現在、両親の介護をしているので講演の内容が非常に参考になった」、「認知症の家族との向き合い方が変わった」などの感想をいただきました。

◯音楽、マジック、ものまねで盛り上がったステージイベント
午後のステージイベントには地域のサークルなどに出演いただき、ハーモニカコンサートや日本舞踊、マジックショーのほか、毎回恒例の病院ボランティアの皆さんによる安来節ショーが披露されました。
ラストには、ものまねでイベントなどに出演されているかにクリームコロッケによる「長渕 剛(ながぶちつよし)ものまねショー」が行われ、会場は大いに盛り上がりました。

◯たくさんの方が来場した各種コーナー
正面玄関前では、災害派遣医療チームDMAT(ディーマット)の活動を紹介する展示や、カフェひだまりや展望レストランをはじめ市内事業者によるジビエ料理やスイーツ、軽食などが楽しめるブースの出店があり、多くの来場者を出迎えました。
また、本館の外来待合室では、病院ボランティア、幡屋地区振興会、ダイバーシティうんなんtoiro(トイロ)の活動を紹介する展示を行ったほか、市立病院の各科による医療体験コーナーや医療技術職場のバックヤードツアーなどを行い、たくさんの方が体験を楽しまれました。

今回の病院祭を通して病院と地域のつながりを強く感じました。これからも皆さんの笑顔を見ることができるよう今後も開催していきます。

・ステージイベント
・展示コーナー
・医療体験コーナー
・健康コーナー
※詳細は広報紙18~19ページをご覧下さい。

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