このコーナーでは、日本一チャレンジに優しい教育環境で学ぶ市内高校生の姿を伝えていきます。今回は、スペシャルチャレンジJr.プログラム※(以下、スペチャレ)での高校生の姿をお知らせします。
※高校生が雲南市を舞台に地域(他者)や社会のためのプロジェクトに取り組む特別なプログラム(6年目を迎え、これまでに約120人が参加)
■「あのときの笑顔をもう一度!」プロジェクト
大東商店街に関わった人々の思い出写真やエピソードの展示会を開催し、歴史を辿りながら、地元の高校生が知らない当時の商店街の写真や思い出に触れてもらうプロジェクト。
◯活動中の高校生の声
岩田夕波(いわたゆなみ)さん(大東高校2年生)
Q このプロジェクトを実施しようと思ったきっかけは?
祖父母のお店が閉店し、自分や家族が寂しい気持ちになったことがきっかけです。もともと町中にはたくさんのお店と温かい思い出があったことが分かりました。そこで、思い出や歴史を振り返ることで、前向きな気持ちになれるきっかけを作りたいと考えました。
Q ここまでのプロジェクトを通じた学びや感想は?
展示会に向けて、商店街に関わりがある人を対象に思い出エピソードや写真を募集しました。エピソードや写真を集めることにとても苦労しましたが、地域の方や友達の声掛けもあり、集めることができました。ユニークな写真や知らないことも多く、集めていくことが楽しくもありました。また、協力してくださった人たちが「がんばってね」と声を掛けてくださり嬉しかったです。
Q 展示会への思いは?
既に幅広い世代からエピソードと写真を集めることができ、とても充実した内容になっています。イベントでは、地元の高校生も知らなかった商店街の歴史に触れることで、今後について考えるきっかけにしてほしいと思います。
問い合わせ:キャリア教育政策課
【電話】0854-40-1074
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