■市制施行20周年記念事業
本年11月に雲南市が誕生してから20年の節目を迎えることから、さまざまな記念事業を計画しています。
記念事業を開催するに当たり、20周年記念ロゴマークを決定しました。このロゴマークをさまざまな記念事業などに使用することで20周年を盛り上げていく予定です。
また、本年10月に、20周年記念式典を開催する計画としているほか、7月には、全国史跡整備市町村協議会中国地区協議会雲南市大会、8月にはテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の公開収録や夏期巡回ラジオ体操など、さまざまなイベントを開催します。
■木次線における観光誘客、利用促進に向けた取り組み
本年4月からは観光列車「あめつち」の運行が始まります。その魅力を高め、たくさんの方々に雲南市を観光いただくため、あめつちに乗車する地元ガイドの養成や列車内での特産品販売など、周遊観光策を積極的に取り組みます。
また、JR木次線の利用促進対策として、木次線を利用した旅行への助成費を増額するとともに、新たな取り組みとして高校生の通学時に、市民バスよりも木次線を利用することがお得となる助成事業を開始します。
さらに、昨年11月に設立した木次線応援団については、会員が既に100人を超えており、今後も登録者数の増加を図りながら、さらなる木次線の利用促進に取り組みます。
■一畑バス「大東線」廃の線に対する対応
一畑バス株式会社に対し、松江市とともに運行継続について協議を行ってきましたが存続は困難であるとの回答があったところです。通学等に利用されている方々の交通手段の確保を最優先とし、松江市と連携して、市民バスによる運行の方向で調整を進め、本年10月より運行を開始することとしました。
■「みんなで築くまち」に関する政策
◯地域の担い手対策
持続可能な地域づくりに向けた地域の担い手対策が課題であり、地域自主組織の職員確保にも困難が生じている状況であります。職員の処遇改善を図る観点から、地域自主組織への交付金算定に係る人件費単価の一部見直しを行うほか、引き続き、地域の皆さんと協議しながら担い手対策の検討を進めます。
◯交流センターの整備
幡屋交流センターの建て替えに向けた実施設計および幡屋体育館などの解体設計に着手します。また、交流センター施設整備計画について、状況変化等を反映する必要が生じたため、改定したところです。この改定を踏まえ、引き続き、地域自主組織の活動拠点としての交流センター機能の維持向上に向け、計画的な整備を進めます。
■「安全・安心で快適なまち」に関する政策
◯地籍調査事業
合併時に、現地調査が未完了であった大東町および三刀屋町については、令和6年度末に現地調査を完了する見込みとなりました。今後は、測量および国・県への承認手続きを行い、登記完了へと事業推進を図ります。
◯脱炭素社会実現計画
雲南市脱炭素宣言に基づき、雲南市脱炭素社会実現計画を策定しました。この計画に基づき、キエーロコンポストによる生ごみ減量化の取り組みを継続するほか、新たに廃食油の回収などに取り組むとともに、再生可能エネルギーの普及等を進めます。
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