◎「住みたい田舎」ベストランキング2024で全国1位に選ばれました
市では、人口減少対策を重要課題に位置付け、若者・子育て世代の定住促進とまちづくりを担う人材の育成・確保に取り組んでいます。これまでの取り組みにより、人口動態が改善傾向にあるほか、意欲ある子ども・若者の活動が活発化するなど次世代のまちづくりへの参画が広がっています。
■人口動態の現状 20代、30代の転入が増加
近年、人口の社会動態が改善傾向にあり、令和5年は20代、30代の転入が増加しました。人口減少の大きな要因である松江市、出雲市への流出も大幅に改善しています。
一方で、20代の転出が拡大し、特に女性の県外への転出が課題となっています。
◎20代、30代の転入数
■転出の主な理由は「進学・就職」、次いで「結婚等」
20代の主な転出要因は「進学・就職」です。そのため、県外進学者との継続的なつながりづくりや、若者や女性に魅力ある働き場の創出など、市内就業に向けた対策の強化が必要です。また、結婚を機に転出する若者も依然として多いことから、地域の寛容性を高めるなどの取り組みや、子育て環境や暮らしやすさなど本市の魅力を積極的に発信していく必要があります。
この他にも、人材の育成・還流の重要な拠点である市内高校の定員充足に向けた積極的な取り組みをはじめ、結婚・出産・子育てに係る対策を継続して取り組んでいくことや、深刻化する空き家問題への対策を強化していく必要があります。
■令和6年度の重点方針と主な取り組み(新規拡充事業など)
●1 子育て世代に魅力ある住環境の整備促進
・子育て世代の定住環境の充実に向け、市土地開発公社と連携しミニ住宅団地の計画的な整備や空き家・空き地の利活用の促進を図ります。
◯〈拡充〉うんなん子育て世帯応援リフォーム事業
住宅の子育て配慮改修を行う子育て世帯に対し、その経費の一部を助成します。
問合せ:うんなん暮らし推進課
【電話】0854-40-1014
◯〈拡充〉木造住宅耐震化等促進事業
個人住宅の居住環境の向上と安全性の確保を目的に行う耐震改修や解体・新築に要する費用の一部を助成します。
問合せ:建築住宅課
【電話】0854-40-1065
◯〈継続〉子育て世帯定住宅地購入支援事業
市内に定住しようとする子育て世帯が住宅建築を目的に民間売買により宅地を購入する場合に助成します。
※詳細は広報紙24、25ページに掲載しています。
問合せ:うんなん暮らし推進課
【電話】0854-40-1014
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