国際交流員(CIR)スーキ・パチェコ・ジャン・ポールの異文化交流コーナー
◎Hola Unnan(こんにちはうんなん)!
■第30話「中南米人の大好きなアニメ」
来日して「当然だと思ったのに」とびっくりすることがたくさんあります。
日本アニメの海外での人気もその一つです。「えー外国でも○○は人気なんですか。びっくり」という反応は意外とよくあります。
ということで、平成元年生まれで少し時代遅れの僕は、今回ベネズエラに渡ってきたアニメを紹介します。もしかしたら、思ったより意外と思われるでしょう。
1)キャプテン翼
アメリカではあまり人気にならなかったサッカーアニメでしたが、サッカーがまるで人生そのものである中南米では大人気でした。
スペイン語版は中南米、ベネズエラでは「Supercampeones(スペルカンペオネス)(スーパーチャンピオン)」と呼ばれました。ちなみに大空 翼(おおぞらつばさ)くんの名前もOliver Atom(オリバー・アトム)に変更されました。
2)聖闘士星矢(セイントセイヤ)
ドラゴンボール以外で愛された格闘アニメ。
ギリシャ神話の女神アテナの転生者 城戸沙織(きどさおり)を守る少年騎士たちの物語で、作品もグッズもベネズエラ人に愛されています。僕もキラキラで色とりどりの鎧に魅了されて、フィギュアをたくさん集めたものです。このアニメもタイトルが「Los Caballeros Del Zodiaco(ロスカバイエーロスデルソディアコ)(星座の騎士)」というスペイン語になり、主題歌も完全に変更されました。
日本のポップカルチャーはやっぱり古くから世界中に広まっていたんですね。
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