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自治体の皆さまへ

うんなん日和~まちの話題を紹介します(2)

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島根県雲南市

■〈6/1(土)〉出雲二大夕刻篝火(かがりび)舞のひとつが11年ぶりに復活 おろちの里夕刻かがり火舞
おろちの里夕刻かがり火舞が深野神楽保存会などで構成された斐伊川夕刻かがり火舞実行委員会(河角義隆(かわすみよしたか)実行委員長)の主催により健康の森(木次町)で開催されました。
深野神楽保存会では、地域の子どもたちを対象に「深野神楽こども教室」に取り組んでおり、現在ではその教室を卒業した若い世代が保存会に加わり活動しています。その若い世代の「出雲二大夕刻篝火舞のひとつである斐伊川夕刻篝火舞を11年ぶりに復活したい」という思いを受け、「おろちの里夕刻かがり火舞」として復活しました。
会場ではたくさんのお客さんが見守るなか、深野神楽こども教室による「八俣大蛇(やまたのおろち)」、深野神楽保存会による「国譲(くにゆずり)」、そして仁多乃炎太鼓(にたのほのおだいこ)による演奏や能楽師 安田 登(やすだのぼる)さんとその一座ノボルーザによる演目が披露されました。
続けて、演目「磐戸(いわと)」では深野神楽保存会と安田登一座が共演し、かがり火に照らされる中、お客さんは幻想的な舞を楽しみました。

■〈6/2(日)〉斐伊川水防訓練
令和6年度斐伊川水防訓練が斐伊川河川敷公園で行われました。
この訓練は、洪水などによる大規模水害の発生を未然に防止し、人的・経済的被害を最小限にくい止めるため、水防団の技術力向上を目的として、雲南市をはじめ斐伊川下流域の自治体(出雲市、松江市)から水防団等総勢約300人が参加し、各々に割り振られた工法の訓練を実施しました。
雲南市水防団(消防団)からは大東方面隊佐世分団、掛合方面隊掛合北分団、掛合南分団が訓練に参加し、「シート張り工」、「積み土のう工」、「釜段工」の訓練を行い、団員たちは技能の習熟に努めました。
この他にも排水ポンプ車の訓練や、ドローン操作訓練、消防本部による救急救命講習、専門家による「家庭でできる簡易水防工法」コーナー、ロープワーク講習会などの一般の方が参加できるコーナーも開催されました。

■〈6/9(日)〉中野 HoME fes.(ホームフェス)―神楽スペシャル―
「中野 HoME fes.―神楽スペシャル―」が地区の若者で構成する中野貢献隊(代表 富田亜希子(とみたあきこ)さん)の主催により、旧中野小学校体育館で開催され、地区内外より約230人のお客さんが来場しました。
中野地区で活動する中野神楽保存会と須所若獅子会が出演し、「田村(たむら)」や「山(やま)の神(かみ)」などが披露されました。このほかにも神楽の道具や奏楽などを体験できるイベントや一般の方が神楽の衣装を纏ってステージで披露するファッションショーなどが行われました。
会場では産直市+憩いのサロン「笑んがわ市」によるお茶の提供や地元野菜の販売のほか、お弁当やお菓子販売などの出店もあり、多くのお客さんでにぎわいました。

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