みんなが幸せに暮らせるまち「えすこな 雲南市」をめざして

1／39

■みんなが幸せに暮らせるまち「えすこな　雲南市」をめざして～第3次雲南市総合計画基本構想決定～
雲南市のこれからの10年のまちづくりの方針を定める第3次雲南市総合計画の基本構想が6月市議会において議決され、めざす10年後の姿となる＂将来像＂と、その実現に向けた考え方を示す＂基本理念＂を決定しました。
今後は、具体的な取り組みをまとめる基本計画の策定を進めていきます。

◯第3次雲南市総合計画基本構想
《将来像》
・えすこな　雲南市
Well(ウェル)-being(ビーイング)　for(フォー)　all(オール)　UNNAN(うんなん).
みんなが幸せに暮らせるまち

《基本理念》
・変わらず、変える
変わらず、大切にすること
そのために勇気をもって変えること

◯めざす将来像は「えすこな　雲南市」
「えすこ」とは、この地域の方言で「ちょうどよい状態」、「いい具合」を意味する言葉です。将来像に掲げる「えすこな雲南市」には、みんなが幸せに暮らせるまちをめざそうという思いが込められています。
自分だけでなく周りの人にとってもよい状態か。今だけでなくこれまで引き継いできた歴史文化やこれからの世代にとってもよい状態か。人間だけでなく自然環境や生物多様性の観点でもよい状態となっているか。「えすこな雲南市」は、一人ひとりは違うという前提に立ち、みんなにとってのちょうどよい状態をめざそうとするものです。

◯基本理念の「変わらず、変える」に込めた思い
雲南市には、「人と人とのつながり」、「自然と調和した暮らし」、「豊かな歴史と文化」などの先人から受け継いだ魅力があります。「変わらず、変える」には、こうした魅力を変わらず大切なものとして次世代につないでいくこと、そのためにも新しい発想で変えるべきものを変えていくこと、この2つの意味が込められています。
時代や社会環境が激しく変化する中においては、特にこうした変化に合わせて変えていくことが求められます。これからも失敗を恐れず、勇気をもって変えていくチャレンジを進めていきます。

◯将来像の実現に向けて、基本計画の策定を進めます
現在、「えすこな雲南市」の実現に向けて、具体的な施策や取り組みをまとめる基本計画の策定を進めています。市役所内部での議論に加え、市民ワークショップやタウンミーティングを開催し、市民の皆さんの意見やアイデアをいただきながら検討を進めていきます。

◇7月6日　お披露目イベント
基本構想のお披露目と、その実現に向けた具体的な取り組みについて市民の皆さんや関係者がアイデアを出し合うイベントを雲南市役所で開催し、約60人が参加しました。
「雲南市がめざすえすこなまちの姿とは?」と題したトークセッションでは、石飛市長や総合計画策定委員会の高橋大輔(たかはしだいすけ)委員長、總山　萌(ふさやまもえ)委員などが、この構想に込めた思いなどについて語り合いました。
その後の「基本計画ブラッシュアップ作戦会議」では、基本構想を実現するためのアイデアや注力する取り組みなどについて意見交換を行うワークショップを行いました。

◇7月12日～タウンミーティング開催
基本構想の実現に向けて「どのような取り組みに注力すべきか?」、「雲南市がめざす、えすこなまちの姿とは?」など、市民の皆さんと一緒に考える場として、各町でタウンミーティングを開催しました。

問い合わせ：政策推進課
【電話】0854-40-1011