こんにちは、保健師です。(233)

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■ご存じですか?適切なお酒の量と付き合い方
(参考資料：厚労省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」)

年末年始は飲酒の機会が増える季節です。お酒は適量であればストレスや緊張を和らげ、血行を良くするなどの効果があります。しかし、適量を超えると糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病やがんの原因となり、さらには依存症になってしまうなど心身に悪影響を及ぼします。お酒を推奨するものではありませんが、飲むときは節度を守って楽しい飲酒にしましょう。

◇適切な飲酒量とは
心身に影響を与えるのは飲んだお酒の種類や量ではなく「純アルコール量」です。1日の適度な飲酒量は純アルコールで20g程度とされています。年齢や性別、体質の違いによって影響が違うため、女性や高齢者、少量の飲酒でも顔が赤くなる、気分が悪くなるような方はさらに少ない量を推奨されています。

◎純アルコール20gのお酒の量の目安

純アルコール摂取量が男性40g、女性20g以上を超えると生活習慣病のリスクが高まるといわれています。

◇お酒を飲むときのポイント
・自分で決めた飲酒量を守って楽しむ
・飲酒前、飲酒中に食事を摂る
・飲酒の合間に水や炭酸水を飲む
・少しずつゆっくり飲酒する
・1週間のうちに飲酒しない日をつくる
・飲酒後はしっかり水分を摂り、入浴や運動は控えてゆったりと過ごす

◇自分の飲酒量やアルコールの依存度を詳しく知りたい方はこちら
「AUDIT(オーディット)」WHO作成のスクリーニングテスト(久里浜医療センターのホームページより)
【HP】https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/audit.html

問い合わせ先：保健医療政策課
【電話】0854-40-1040