令和7年度からの10年間のまちづくりの指針となる新しい総合計画が完成しました。
めざす将来像として掲げたのは「えすこな雲南市」。一人ひとりの"えすこ"(ちょうどよい状態)を実現し、みんなが幸せに暮らせるまちをめざします。
■行政の計画から市民の計画へ
今回の計画は、市民公募や各分野から選出された総合計画策定委員の皆さんや市役所の若手職員が中心となり、策定作業を進めてきました。市民ワークショップや地区別の意見交換会などさまざまな場面で得られた市民意見を基に「市民の計画」として取りまとめました。
■絵本のように読みやすく、心に残る総合計画
子どもから高齢者まで、より多くの皆さんに手に取ってもらえるよう「絵本のように読みやすい総合計画」をコンセプトとしています。8年前から雲南市で子育てを続け、ここに豊かな環境があることを教えてくれているコウノトリの目線でストーリーを展開させ、「えすこな雲南市」がめざす幸福感や未来への希望を感じていただけるようにデザインしています。
■協働、チャレンジから「総働」へ
私たちがめざす"えすこ"には、今だけ、自分だけでなく、自然環境やこれまで引き継いできた歴史・文化、そして次の世代にとってもよい状態をつくっていこうという意味が込められています。そのためには、雲南市がもつ豊かな環境や資源を大切にいかしながら、時代や社会環境の変化に合わせて変えるべきものを変えていくことが求められます。
これまでのまちづくりで育んできた市民との「協働」、子どもから大人まで地域全体で課題解決に取り組んできた「チャレンジ」をさらに発展させ、市外県外からの人材や民間資金も効果的に取り込みながらあらゆる資源をいかして「総働※」によるまちづくりを進めていきます。
※総働…世代や立場を超え、関係人口の資金を効果的に取り込みながら、自然環境や歴史・文化、先人の知恵などあらゆる資源をいかして多方面で多様な協働を行うこと。
問合せ:政策推進課
【電話】0854-40-1011
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