このまちに住んでいようと、なかろうと、ルーツをたどれば飯南町。生まれや育ちは違っても、飯南町に縁やゆかりがある。そんな人たちを紹介します。今回登場した人が次の人を指名。つながり続くよどこまでも。
◆子供の成長が笑顔の源
「飯南町とは今はあまり関われていませんが、飯南高校での学校生活はいい思い出です」と話すのは白石茜さん(39歳)です。
白石さんは、高校進学にあたり、兄の影響で小さいころから好きだったスキーに本格的に取り組むため、スキー部のある飯南高校に進学しました。
「スキーではあまりいい成績を残すことができなくて残念でした」と白石さん。スキー部での活動だけでなく、親元を離れての生活に不安もあったそう。「下宿での生活や友達ができるかなど不安もありましたけど、下宿先の方、友達や先生、地域の方といい人に囲まれて、毎日が楽しかったです」と話します。
白石さんは地元へのUターン後、結婚し、現在は子育て中心の生活を送っているそう。「若い時に結婚して、4人の子どもがいます。子どもがいるから頑張れるし、笑顔でいられます」と話します。
子育てで大切にしていることは「お互いの意見をぶつけ合う事」と白石さん。ただ、応援するのではなく、子どもたちが自分の決めたことに責任を持つように育てたいからなのだそう。「子どもの意思が決まれば、快く応援します」と続けます。
「今後の楽しみは子どもたちの人生がどうなるか」と白石さん。美容系の専門学校に進む次男に髪を切ってもらったり、長女が成長したら、オシャレなカフェに行ったりするのが夢なのだそう。「上の2人と下の2人の年齢が離れて大変ですけど、子育ては飽きないですね」と笑顔で話していました。
◇白石 茜(しらいし あかね)(旧姓:神谷)
愛媛県越智郡出身。地元中学を卒業後、飯南高校に進学。その後、地元にUターンし、家業を手伝う。現在は会社員として働きながら、4児の子育てをする母親として奮闘中
「子育てでも仕事でもストレスは付き物です」と白石さん。溜め込まないように気をつけているそう。「子どもたちと歌を歌ったり、地元で有名な三千本桜を見たりして、ストレスを解消するようにしています」と話していました
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