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ルーツいいなん-28-

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島根県飯南町

このまちに住んでいようと、なかろうと、ルーツをたどれば飯南町。生まれや育ちは違っても、飯南町に縁やゆかりがある。そんな人たちを紹介します。今回登場した人が次の人を指名。つながり続くよどこまでも。

◆親になって感じること
「飯南町って本当にいいところですよね。人が温かくて、子育てしやすそうだと思います。近くに住んでいるので、よく帰省もしています」と話すのは池田郁恵さん(39歳・出雲市在住)です。
池田さんは専門学校を卒業後、福祉の仕事に就くため島根県に戻りました。希望通りに福祉(介護)事業所に就職し、社会人としてスタートを切って約1年、池田さんに転機が訪れます。「21歳で結婚しました。職場は退職して、夫と一緒に義父が営む会社で働くことにしました」と話します。
結婚を機に生活も職場も変わり、大変なこともあったそう。「まだまだ若い時に結婚して、子どもにも恵まれました。でも子育てはやっぱり大変です」と池田さん。そんな時は、実家の母親に相談することもあるそう。「電話もしますし、帰省した時にも相談しています」と続けます。
自らも3人の親になり子育てをすることで、両親に感謝するようになったという池田さん。野球部のマネージャーをしていた高校時代を支えてくれた両親のすごさとありがたさを感じているそう。「早朝や夜遅くの送迎、お弁当など大変だったと思います」と振り返ります。
今楽しいのは娘さんとのランチや趣味での活動という池田さん。「子育てへの協力や仕事の融通を利かせてくれる家族のおかげ」と話します。「20代から子ども中心の生活。まだまだ子育ては終わりませんけど、今後の自分の人生もどうなるか楽しみです」と笑顔で話していました。

◇池田 郁恵(いけだ いくえ)(旧姓:小林)
飯南町頓原出身。頓原中、飯南高卒業後、大阪の福祉系専門学校に進学。専門学校卒業後、島根県に戻る。現在は、子ども3人の母として子育てをしながら、夫の実家の営む建設会社で事務員として勤務
毎日、仕事や子育てに奮闘している池田さん。韓国ドラマを観たり、出雲大社を訪れたりとストレスを溜めないようにしているそう。「特に好きなのは稲佐の浜です。夕日を眺めたり、波の音を聞いたり、癒しの時間です」と話していました

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